KARTE Blocksが参照するセグメント情報は、「KARTEの計測タグがlocalStorageに保存した1イベント前に評価されたセグメント」になります。なので、セグメントが更新されるタイミングと同タイミングで書き換えを行うことはできませんので、セグメント別に書き換えを行う場合は予めご留意ください。

処理の流れ

具体的な処理の流れとlocalStorageに保存されるセグメントの関係性は下記のようになります。

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  1. ページAに初回来訪時(初回来訪の1pv目)にはlocalStorageにセグメント情報が存在しないので、書き換え判定に参照できるセグメント情報がなく、セグメントでの書き換えができません。

  2. ページA遷移時に「A」のセグメント情報がlocalStorageに保存されるため、ページBに遷移したタイミング「A」のセグメント情報を参照してセグメント別に書き換えを行うことが可能です。「B」のセグメントはページB遷移時に付与されたセグメントになるので、1同様、localStorageに「B」のセグメント情報は存在しません。故に、Bのセグメント情報を参照して書き換えを行うことはできません。

このように「1イベント前に評価されたセグメント」が書き換え判定の対象セグメントになります。

ユースケース

初回来訪ユーザーに対してトップページのファーストビューエリアを書き換えたいケース

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上の図のように、まずは書き換えタグでセグメントの評価と書き換え実行処理が走ります。この時点では、localStorageにセグメント情報が保存されていないので、初回来訪というセグメントに対して書き換えは実行されません。Blocksタグの処理が終了後、「初回来訪」といったセグメント情報がユーザーに付与され、localStorageにセグメント情報が保存されます。

その後、画面をリロードしたり一度別ページに遷移後、再びトップページに戻ってきたなど、何か他のイベントが発生したタイミングで、初回来訪時に付与された「はじめての来訪」といったセグメント情報がlocalStorageに保存されているので、そのセグメント情報をもとに書き換え条件の判定を行うことで書き換えが実行されます。

初回購入ユーザーに対して購入完了ページの特定のエリアを書き換えたいケース

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セグメントの設定条件にもよりますが、基本的には「buyイベント」の発生を条件に「初回購入」のセグメントを設定することが多いので、その例で説明します。購入完了ページに遷移したタイミングで「buyイベント」が発生し、「初回購入完了」のセグメント情報がユーザーに付与され、localStorageにセグメント情報が保存されます。その前にBlocksタグによるセグメント評価は実行されてしまうので、書き換えは行われません。

その後、ページ遷移など他のイベントが発生したタイミングでは、「初回購入完了」のセグメント情報がlocalStorageに保存されているので、そのセグメント情報を元に書き換えを行うことが可能です。つまり購入完了ページではなくトップページなどでは、初回購入ユーザーに対して書き換えを行うことが可能です(逆に、初回購入ユーザーを除外条件に設定して、未購買ユーザーのみに書き換えを行うことも可能です。)