媒体タグの確認(利用マネージャーについて)

2023年4月現在、LINE広告の計測タグは以下の2つの方法で取得ができます。

  1. LINE広告マネージャーからの取得
  2. LINEビジネスマネージャーからの取得

どちらの環境かについてはコンバージョンページで発火しているタグを確認した上で選択してください。
なお、コンバージョンAPIはビジネスマネージャーでからのみ対応可能なため、ビジネスマネージャーの発行が必要です

ビジネスマネージャーからコンバージョンAPIを許可する

  • ビジネスマネージャーを未発行の場合は、LINEの公式ページよりビジネスマネージャーアカウントの発行をしてください。

  • ログイン後、データ>LINE tagへと進み、コンバージョンAPIの利用許可を行なってください。

LINE Tag IDとアクセストークンを取得する

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  • 後ほどの設定で利用するため、LINE tag IDとアクセストークンを取得してください。
  • アクセストークンは発行ボタンを押すと取得できますが、画面を閉じると消えてしまうため速やかに控えてください。

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LINE tagの修正と発火地点の修正

LINEでコンバージョンAPIを利用する場合は、LINE媒体タグ側の記述を変更し、重複除外のためのkey(DupulicationKey)を挿入する必要があります。

DupulicationKeyは媒体タグとAPI両方が受け取る一意のKeyとなるため、対象のコンバージョン地点で発行が可能なKeyから選択する必要があります。
ECの場合はtransaction_id(注文番号)がよく使われるケースとなります。
該当のものがない場合は、Key自体を新たに生成するようにしてください。
参考記事はこちらです。

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広告計測で利用するLINE Tagには以下の種類があります。

  1. ベースコード
    LINE Tagの計測用ベースコード。ウェブサイトのヘッダーコード内に設置する必要があり、全ページでの発火が推奨。

  2. コンバージョンコード
    特定のコンバージョン地点で発火するコード。ウェブサイトのコンバージョンを計測したいページに、コンバージョンコードを設置。コンバージョンコードはベースコードの直後に設置ないしは発火制御する必要がある

  3. カスタムイベントコード
    タグの「CustomEvent」を任意のカスタムイベント名に変更してウェブサイトに設置することで、カスタムオーディエンス作成時にカスタムイベントを選択できるようになる。

上記のように、LINE Tagには複数ありますが、DupulicationKeyはベースコードに挿入が必要です。

修正パターン例

以下では、GoogleTagManagerを利用したケースで対応方法を例に挙げます。
直実装の場合は以下の内容をもとにコンバージョンページでのTagの記述を変更してください。

  1. 全ページで発火設定されているベースコードのトリガー設定に例外としてコンバージョンページを含める
  2. コンバージョンページで発火するベースコードにdupulicationKeyを挿入した記述を追加する(こちらのページも参考にしてください)
  3. コンバージョンページに既設されていたLINE tagのコンバージョンコードに2のベースコードを連結させたカスタムHTMLを設定する

上記2,3の通りに進めると3のカスタムHTMLは以下のようになります。


    <!-- LINE Tag Base Code -->
    <!-- Do Not Modify -->
    <script>
    (function(g,d,o){
      g._ltq=g._ltq||[];g._lt=g._lt||function(){g._ltq.push(arguments)};
      var h=location.protocol==='https:'?'https://d.line-scdn.net':'http://d.line-cdn.net';
      var s=d.createElement('script');s.async=1;
      s.src=o||h+'/n/line_tag/public/release/v1/lt.js';
      var t=d.getElementsByTagName('script')[0];t.parentNode.insertBefore(s,t);
})(window, document);
    _lt('init', {
      customerType: 'bm',
      tagId: 'LINE TAG ID'
      deduplicationKey: '{{transaction_id}
    });
    _lt('send', 'pv', ['LINE TAG ID']);
    </script>
    <noscript>
      <img height="1" width="1" style="display:none"
   src="https://tr.line.me/tag.gif?c_t=lap&t_id=['LINE Tag ID']&e=pv&noscript=1" />
   </noscript>
    <!-- End LINE Tag Base Code -->

    <script>
    _lt('send', 'cv', {
      type: 'Conversion'
    },['LINE Tag ID]);
    </script>

※上記HTMLは、ビジネスマネージャーからTagを取得した場合の例になります。広告マネージャーのTagを使用している場合は、customerType を'bm'から'lap'に記述を変更してください。

※GTMを利用して、dupulicationKey(transaction_id)の生成を行っている場合は、上記HTMLより前にdupulicationKey(transaction_id)の生成が発火するようにタグの順序付けの設定を行ってください。こちらのページも参考になります。

これで、媒体画面およびタグ周りでの設定作業は終了です。