接続ロジックと配信タイミングの関係

接続ロジックの判定期間と、接客の表示タイミングの時間軸での関係性について説明します。

接続ロジックと配信タイミングとは?

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接続ロジックでは、前の接客の後に、「判定期間内に特定のイベントが発生したら(or発生しなかったら)という条件が指定できます。

接客の表示タイミングでは、接続ロジックの条件を満たした後、「何日、何時間後に接客を表示するか」という条件が指定できます。判定期間が記載されていない場合はデフォルトで1日になります。

(1) 接続ロジックがイベントが発生したらの場合

接続ロジックで特定のイベントが発生したらという条件(クリックしたら/開封したら/閉じたら等)に設定した場合には、イベント発生時点から起算した表示タイミングで接客が表示されます。

(例1) Journeyの設定内容

クリックしたの場合に1日後に次の接客を配信する場合
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(例1)
Aから3日以内にアンケートに回答したら、回答から1日後にBが配信されます
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(例2) Journeyの設定内容(3時間後に配信と設定)
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(例2) Aから3日以内にアンケートに回答したら、回答から3時間後にBが配信される
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(2) 接続ロジックがイベントが発生しなかったらの場合

接続ロジックで特定のイベントが発生しなかったらという条件(クリックしなかったら/開封しなかったら/閉じなかったら等)にした場合には、イベントが発生しなかったことを判定期間待ったのち判定を行うため、判定期間終了時点から起算した表示タイミングで接客が表示されます。

(例3) Journeyの設定内容
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(例3) Aを配信した後1日以内にクリックしなかったら、1日後にBが配信される

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(例4) Journeyの設定内容
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(例4) Aを配信した後1日以内にクリックしなかったら、1時間後にBが配信される

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注意事項

1. X時間後に配信について

ターゲット配信(メール、アプリプッシュ)を配信タイミングの「X時間後に」で配信する場合は最大で1時間ほどの遅延が発生します。

(例) 3/1の10:00の接客またはユーザー行動を起点に、「1時間後に」Mailを配信 → 3/1の11:00〜12:00の間にMailが配信されます。

2. バッチ集計時間について

配信タイミングの「X日後に」というのは、日次のバッチ判定タイミングを境に日付を何日跨ぐかという計算になります。正確に「1日後=24時間後」に配信するという意味ではないので、ご注意ください。

また、毎日深夜0時〜6時はバッチ判定期間であるため、6時〜24時が配信可能時間帯になります。

(例)3/1の接客またはユーザ行動を起点に、「1日後に」Popupを配信→3/2の6:00以降の来訪タイミングでPopupが表示されます。

(例)3/1の接客またはユーザー行動を起点に、「1日後に」Mailを配信→3/2の6:00以降のMailに設定した実行時間に、Mailが配信されます。

3. 発生しなかったらという接続ロジックの制約について

接続ロジックで特定のイベントが発生しなかったらという条件(クリックしなかったら/開封しなかったら/閉じなかったら等)を設定した場合、次の接客の表示タイミングに「すぐに配信」を設定することはできません。

(例) 3/1日10:00に接客Aを配信、次の接続ロジックが「クリックしなかったら」を設定次の接客Bが「すぐに配信」の場合、接客Aを配信した直後に接客Bの条件判定がすぐにされますが配信した直後は「クリックしていない」ので「条件なし」と同一な条件になってしまうためです。