ユーザー構成比のご利用には、ベータ版利用規約への同意と、プラグインの解放が必要です。
利用を希望される場合は、アプリストアの「KARTE Insightのアプリ一覧」から「ユーザー構成比」を選択し、規約を確認の上インストールの実施をお願いいたします。
また、β機能のため予告なく仕様変更になる場合がございますが、ご了承ください。
概要
ユーザー構成比は、ユーザーダッシュボードの後継版としてご提供中のβ版機能になります。ユーザーの定量分析が簡単にできるなどのユースケースを踏襲しつつ、長期間の分析やチャート管理などの機能を強化しました。
このドキュメントでは、ユーザーダッシュボードとユーザー構成比の違いやユーザーダッシュボードで作成していたチャートをユーザー構成比で作成する方法について説明します。
ユーザーダッシュボードとユーザー構成比の違い
ユーザーダッシュボードと比べて期間の指定が柔軟になり、過去のデータの確認や比較などを通じて現状分析やクロス分析などの定量分析がより簡単にできるようになりました。
ユーザーダッシュボード | ユーザー構成比 | |
---|---|---|
集計期間の扱い | 直近1ヶ月のデータが解析対象 | 過去のデータまで遡れる 過去の推移を見れる 1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月で集計が可能 |
カスタムビュー | × | ◯ (ビューごとにURL発行) |
チャート作成 | 分岐があり、複雑 | 分岐がなく、簡単 |
比較 | × | ◯ 1画面で期間や絞り込み条件をもとに比較可能 |
解析にかかる時間 | 最大2日(48時間) | イベント・Datahubから作成:最大5時間 ユーザーマスターから作成:最大2日(48時間) |
KARTE Datahubのデータの可視化 | × | ◯ |
ファネルの可視化 | ◯ | × (行動チェーンβで代替) |
ユーザーダッシュボードのチャートをユーザー構成比で作成する
ユーザー構成比はユーザー指標を使って可視化します。ユーザー指標の概要やセグメントやディメンションとの違い、ユーザー指標の作り方は以下をご確認ください。
ユーザー指標の概要
ユーザー指標とディメンション/セグメントの違いと使い分け
ユーザー指標を作成する(ユーザー構成比)
以下によくユーザーダッシュボードで利用されていたチャートの可視化方法例についてまとめていますので合わせてご確認ください。
よくある指標例
メンバー/ビジターを可視化する
- 「ユーザー指標を作成」をクリック
- 「ユーザーマスターで作成」を選択
※ユーザーマスターについてはユーザーマスターから作成する場合の記事をご確認ください - フィールド「メンバー/ビジター」を選択
- チャートの種類を選択
- (必要であれば)名前を変更する
- 「保存」をクリック
- 以下のような形で可視化できます
メンバー/ビジター以外にも下記のような指標はユーザーマスターから作成可能です。
- メールやLINE、プッシュ通知の通知可否
- 電話番号やメール登録
お気に入り機能の利用回数を可視化する
- 「ユーザー指標を作成」をクリック
- 「イベントで作成」を選択
- イベント「お気に入り」を選択
- 集計方法「集計期間」を選択
- 集計方法「イベント発生数」を選択
- 範囲設定をする
- チャートの種類を選択
- (必要であれば)名前を変更する
- 「保存」をクリック
- 以下のような形で可視化できます
特定の機能を利用しているや特定のページを閲覧している人数を把握できます。
特定のページの場合は、イベントを選択後、フィールドを指定してご利用ください。
Appインストールからの経過日数を可視化する
- 「ユーザー指標を作成」をクリック
- 「イベントで作成」を選択
- イベント「native_app_install」を選択
※アプリインストールイベントを選択してください - 集計方法「集計期間」を選択
- 集計方法「最後の発生からの経過日数」を選択
- 範囲設定をする
- チャートの種類を選択
- (必要であれば)名前を変更する
- 「保存」をクリック
- 以下のような形で可視化できます
アプリインストールからの経過日数だけではなく、特定のページ閲覧であったり、特定の機能の利用からの経過日数なども可視化できます。