「離脱」の定義はサービスや企業毎にも異なるため、どこでも使える汎用的な形での実現方法はありません。
ただ、近しいユーザーをセグメントすることは可能です。以下ではその設定方法例を記載します。
ここでは「 https://karte.io/xx 」など特定のページから離脱したという条件で作成します。
※サイトのいずれかのページから離脱したなど広く緩和した条件での設定はできません
手順(①/②)
1. 特定ページ離脱後、再度サイトへ来訪している場合
セグメント作成→「xxセグメントに入る」を条件としたフィルタイベント作成→発火確認の順で進みます。
セグメント作成
下記の条件でセグメントを作成します
「前回セッションの最新の値」 = 前回セッションの最後の値となるため、「閲覧ページのパス」で条件指定した場合は最後に見ていたページとなります
フィルタイベント作成
下記の条件でフィルタイベントを作成します
上記で作成したセグメントのIDを入力します
発火確認
実際に該当ページから離脱し、別セッションでサイトに再来訪しましょう
その際、作成したセグメントに入っている・フィルタイベントが発火していることを確認します
以降、下記のような行動が可能となります。
- 離脱ユーザーの数を確認
- 離脱ユーザーの前後行動をストーリー画面で分析 -> 体験改善へ
- 離脱ユーザーの再来訪時に接客サービスを配信
2. 特定ページから離脱後、もうサイトへ再来訪していない場合
KARTEでは基本的にはサービスへの来訪タイミングで計測が行われ、データの更新がされます。
従って、最終来訪時 = 離脱時となるため下記セグメントの作成のみで完結します。
セグメント作成
下記の条件でセグメントを作成します
注意点
「最新セッションの最新の値」 で設定しているため、該当ページを見て離脱したユーザー以外にも、今まさに該当ページを閲覧中のユーザーも含まれます。
以降、下記のような行動が可能となります。
- 離脱ユーザーの前後行動をストーリー画面で分析
- 「離脱している」ユーザーかどうかはストーリー画面を見ることで判別します