KARTE Blocksでは、施策に「優先度」を設定します。ページにおけるブロックの配信や効果計測は、紐づいている施策の優先度が高いものから順に判定・適用されていきます。
本記事では、優先度の仕様についてご説明します。

補足

ブロックブラウザでは、施策ごとの優先度を踏まえ、ページにブロックがどのように配信されるかを一目で確認できます。ぜひご活用下さい。

優先度の基本的な仕様

同一のURL、かつ同じDOM要素に対して、異なる複数の施策からブロックの配信が行われる(バッティングする)場合に、優先度に基づいてどの施策のブロックを配信するかを決定します。
一方、同一のURL、かつ同じDOM要素であっても、配信スケジュールが異なる場合や対象ユーザーに当てはまらない場合などは、施策が適用されずブロックも配信されないため、優先度が低い施策のブロックが表示されることがあります。

具体的なケース

簡易的なモデルケースとして、メインビジュアルの画像に対して、以下4つの施策でブロックを配信設定しているとします。

優先度 施策 メインビジュアルの画像 公開ステータス 配信スケジュール 対象ユーザー
1 🍎施策A a 停止中 設定なし 絞り込みなし
2 🍍施策B b 公開予約中 8月中 絞り込みなし
3 🍇施策C c 公開中 設定なし 初回来訪ユーザーに絞る
4 🍈施策D d 公開中 設定なし 絞り込みなし

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このケースの場合、来訪タイミングや来訪ユーザーのセグメントによって、配信されるブロックが以下のように異なります。

  1. 7月に来訪した初回来訪ユーザー → 画像[c]が表示される(🍇施策C)
  2. 7月に来訪した再来訪ユーザー → 画像[d]が表示される(🍈施策D)
  3. 8月に来訪したすべてのユーザー → 画像[b]が表示される(🍍施策B)
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上記の例の場合、以下のような判定が行われます。

  • 施策が公開されていない(公開予約中も含む)場合ブロックの配信は行われないため、次の優先度の施策に判定が移る(1および2)
  • 施策が公開されていても、対象ユーザーに合致しない場合、次の優先度の施策に判定が移る(2)

変更なしのパターンが適用された場合

A/Bテストのため、「変更なしのパターン」に配信率を割り振っている施策もあります。
変更なしのパターンに割り振られたユーザーは、ブロックの配信が行われなかったものとみなし、次の優先度の施策の判定に移ります。

具体的なケース

先ほどと同様、簡易的なモデルケースとして、メインビジュアルの画像に対して、以下2つの施策でブロックを配信設定しているとします。

優先度 施策 パターン メインビジュアルの画像 公開ステータス 配信スケジュール 対象ユーザー
1 🍑施策E 変更なしのパターン (50%) - 公開中 設定なし 絞り込みなし
パターンA 50% e
2 🌰施策F パターンA(100%) f 公開中 設定なし 絞り込みなし

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このケースの場合、まず優先度に基づき、施策E→Fの順で判定が行われます。
そして、優先度の高い施策Eのパターンの配信率に基づいて割り振られたユーザーにそれぞれの施策>パターンに紐づいたブロックが表示されます。

  1. 施策Eの変更なしのパターン(50%)に割り振られたユーザー → 画像[f]が表示される(🌰施策F)
  2. 施策EのパターンA(50%)に割り振られたユーザー → 画像[e]が表示される(🍑施策E)

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一部のブロックだけがバッティングする場合

対象エリアごとに配信するブロックを決定していくため、施策の優先度が高いものがあっても、同じエリアにブロックが配信されていない場合は、下位の優先度の施策に紐づくブロックが配信されます。

具体的なケース

簡易的なモデルケースとして、メインビジュアルの画像とメインビジュアルのテキストに対して、以下2つの施策でブロックを配信設定しているとします。
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優先度 施策 メインビジュアルの画像 メインビジュアルのテキスト 公開ステータス 配信スケジュール 対象ユーザー
1 🫐施策G g(画像のみ) - 公開中 設定なし 絞り込みなし
2 🍊施策H h(画像のみ) h(テキスト) 公開中 設定なし 絞り込みなし

このケースの場合、以下のようにそれぞれの施策で設定されたブロックが組み合わさった形でページに表示されます。

  • メインビジュアル部分の画像部分 → 画像[g(画像のみ)]が表示される(🫐施策G)
  • メインビジュアル部分のテキスト部分 → 画像[g(テキスト)]が表示される(🍊施策H)
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パターン・ブロックの効果計測について

パターンごとの「訪問数」は、ブロックの配信が行われたかに関わらず、公開中の施策として適用対象のセッションが発生し、パターンに割り振られたタイミングで計測・カウントします。

一方、ブロックは実際に配信・表示されたセッションのみをカウントし、配信・表示されなかったセッションの数値は含まれません。
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