外部データをインポートしたリストを元にメール配信する場合や、アプリプッシュの大量配信を行う場合に、KARTE Message(オプション)のリストを指定してジャーニーを配信することが可能です。
以下の手順で設定してください
1.マスターリストの指定
2.エントリーターゲットでのリスト指定
3.ジャーニーシナリオの設定

1.マスターリストの指定

ジャーニーからKARTE Messageを活用したメール・アプリプッシュを配信する場合は、まずマスターリストを指定する必要があります。
マスターリストとは、全ユーザーの送信ターゲット情報を含むリストのことです。

  • メールの場合:user_idとEmail/subscription情報
  • アプリプッシュの場合:user_idとFCM_token/subscription情報
メッセージリストで指定するuser_idの値はKARTEのidentifyイベントで送信している、user_idの値と同一のものである必要があります。

ジャーニーのキャンバス右上より、KARTE Messageのマスターリストを登録します。
null
null

2.エントリーターゲットでのリスト指定

エントリーターゲットの設定で、判定タイミングは「定期実行」を設定し、「メッセージリスト条件」で、メッセージ機能で作成したリストを指定します。
null

3.ジャーニーシナリオの設定

接客を追加し、メールやアプリプッシュを選択します。
それぞれの設定については、メッセージのキャンペーン画面に遷移します。
null

仕様について

ジャーニーからKARTE Messageのリストを指定してメッセージの配信をする場合には、以下の仕様になります。

  • ジャーニーの判定タイミングは「定期実行」となります。
  • リスト条件、行動条件、属性条件はAND条件で判定されます。
  • それぞれのキャンペーン配信時に、マスターリストの最新情報を参照して配信を実行します。
  • KARTE Messageのメール、アプリプッシュの配信では、KARTEのイベントが発生しないため、ジャーニー上でN1分析はできません。
  • KARTE Messageのメール、アプリプッシュは、ジャーニー上で「すぐに配信」「X時間後に配信」には対応していません。
  • KARTE Messageのメール、アプリプッシュの直後の接客では「すぐに配信」「X時間後に配信」は使用できません。