Yahoo!広告の認証に必要な 広告アカウントID と MCCアカウントID の確認方法、設定方法について説明します。
KARTE Signalsで必要なYahoo!広告のIDについて
KARTE SignalsでYahoo!広告を利用する際には以下の2つのIDが必要です。
- MCCアカウントID
- 広告アカウントID
Yahoo!広告側でのアカウントIDの確認方法
Yahoo!広告管理画面の左上にあるアカウント名から確認してください。
Yahoo!広告では検索広告とディスプレイ広告でアカウントIDが異なりますのでご注意ください。
MCCアカウントIDの確認方法
広告API設定の際、MCCアカウントをお持ちの場合はYahoo!広告管理画面の左上のベースアカウント選択画面からMCCアカウントIDをご確認ください。
ベースアカウントIDの設定について
補足
Yahoo!広告 API の認証方式はv12で変更されました。v12より前のバージョンではビジネスIDのみで認証を行っていました。v12以降のYahoo!広告 APIの認証では、ビジネスIDに加えてベースアカウントIDの両方が必須となります。
KARTE Signalsの外部APIにてベースアカウントIDを設定する際は MCCアカウント全体に対する操作を行う場合 と 特定の広告アカウントに対する操作を行う場合 で設定が異なります。以下のいずれのパターンに当てはまるか確認の上ベースアカウントIDを設定してください。
パターンA:MCCアカウント全体に対する操作を行う場合
- 外部API > ベースアカウントID(任意) に MCCアカウントID を設定します。
- このパターンは、MCCアカウント全体に対する操作を行う場合に適しています。例えば、複数の広告アカウントのレポートを一括で取得する場合などに使用します。
パターンB:特定の広告アカウントに対する操作を行う場合
- 外部API > ベースアカウントID(任意)を 空欄にする か 広告アカウントID を設定します。(空欄にした場合、広告アカウントIDに設定した値をベースアカウントIDとして使用します。)
- このパターンは、特定の広告アカウントに対する操作を行う場合に適しています。例えば、特定の広告アカウントのキャンペーン情報を取得する場合などに使用します。
よくあるエラーと対処法について
エラーパターン1:IDが誤っている
- 例:ベースアカウントIDに誤ったIDを設定している
- 対処:MCCアカウントIDまたは広告アカウントIDを再確認する
エラーパターン2:権限エラー
- 例:ビジネスIDに必要な管理権限がない
- 対処:ビジネスIDの権限を確認・付与する
補足
コネクタの送信ログに x-z-base-account_id のようなエラーが表示された場合、ベースアカウントIDの設定に起因するエラーである可能性が高いです。