事前設定が完了している前提で、KARTEのデータを実際にGoogle側に連携します。
主な作業は以下の3点です。
- 接続先(Measurement Protocol)の設定
- クエリの作成
- ジョブの設定
ジョブフローの設定
接続先(Measurement Protocol)の設定
- KARTE Datahubのグローバルナビゲーションからジョブフロー > 作成ボタンをクリック
- ジョブの追加ボタンをクリックし、データテーブルからエクスポートを選択
- エクスポート先で外部サービスを選択し接続先の作成・管理をクリック
- 作成からGoogle Analytics 3を選択し、接続先名を適宜編集し保存ボタンをクリック
- 画面右上のキャンセルをクリックし接続先の設定は完了です
クエリの作成
- Google Analyticsに送るためのデータを作成します。
クエリ > 作成 > コレクションから作成 > すべてのクエリ > Google広告連携(ユニバーサルアナリティクス)を選択し「このクエリを利用」をクリック
※コンバージョンページにのみ計測タグを設置している場合には、「Google広告連携(ユニバーサルアナリティクス)(CVページのみタグ設置用)」のクエリテンプレートをご利用ください。 - クエリの「パラメーター設定」を定義変更し、Google Analyticsに送るためのクエリを作成してください。
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
◯日前までのデータを利用する | 使用するデータの期間 |
googleのutm_source名 | google広告のutm_source名 |
複数広告接触の場合除外したいutm_source名(ない場合none) | 除外対象にしたいutm_source名 ※1 |
コンバージョン◯日前までのリファラーを利用する | 広告接触から何日以内のコンバージョンを対象として含めるか |
対象イベント | 送信したいイベント名 |
TargetID | Google AnalyticsのトラッキングID。Google Analyticsのグローバルナビゲーションの右下にある管理 > プロパティ設定から確認できる |
イベントカテゴリ | Google Analyticsに送信するイベントカテゴリ名。詳細はこちら |
対象イベントフィルター | 送信したいイベントを複数選択している場合に使用。複数のイベントのうちユーザー単位で最初のイベントに絞る、ユーザー単位で各イベントごとの最初のイベントに絞る、何も絞らないが選択可能 |
※1 yahoo, facebookと設定した場合コンバージョンまでにfacebook広告->google広告->yahoo広告と複数媒体の広告と接触していた際にgoogle広告が最終接触ではないのでコンバージョン対象から除外されます
出力データのフォーマットは以下に従って作成します。
データ型はstring, numberをご利用いただけます。
列名 | 説明 | 必須または任意 |
---|---|---|
v | プロトコルのバージョン | 必須 |
tid | トラッキング ID またはウェブ プロパティ ID | 必須 |
cid | クライアント ID | 必須 |
t | イベント タイプ | 必須 |
ec | イベント カテゴリ | 必須 |
ea | イベント アクション | 必須 |
el | イベント ラベル | 任意 |
ev | イベント値 | 任意 |
event_name | イベント名 | 必須 |
ni | 非インタラクション ヒット | 任意 |
ジョブの設定
以下のようにジョブを作成してください
- ジョブタイプ
- データテーブルからエクスポート
- エクスポート元
- クエリの実行結果(エクスポート用のクエリを選択)
- エクスポート先
- 外部サービス(作成した接続先を設定)
データ連携の確認
データが連携されているかはGoogle Analytics 画面のレポート > リアルタイム > イベントに送信したイベントが存在するかで確認することが可能です。