KARTE Signalsでは、KARTE DatahubのデータをYahoo!広告のオフラインCVに連携することができます。ここではその連携方法について説明します。
できること
- KARTEに蓄積されたファーストパーティデータをオフラインCVとしてYahoo!広告の入札最適化に利用することができます。
事前準備
- まずは、下記の事前準備を完了させてください。
Yahoo!広告に送るためのデータ作成・送信設定
データ作成
- Yahoo!広告に送るためのデータを作成します。
クエリ > 作成 > コレクションから作成 > すべてのクエリ > Yahoo!広告 検索広告連携(offline conversion)を選択 - 「このクエリを利用」をクリック。
- パラメータ設定により、項目をすべて入力します。
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
◯時間前までのデータを利用する | 媒体に送信するデータを作成するための期間を抽出します。現在から[入力された時間]前までの期間が抽出されます。 |
対象イベント | 送信対象とするイベント名です。複数選択することができます。 |
対象イベントフィルター | 対象イベントを複数選択した場合、複数の対象イベントをすべて送るか(①)対象イベントすべての中で一番最初に発生したイベントを送るか(②)複数の対象イベントそれぞれで一番最初に発生したイベントを送るか(③)が選択できます。 |
広告接触から対象イベントまでの期間 | アトリビューションウィンドウです。広告接触から[入力された日数]以内であれば対象イベントを送信します。 |
yahooのutm_source名 | yahoo広告接触時のyclidを取得するために利用します。yahoo広告をクリックしたい際にURLに表示される[utm_source]名を入力してください。 |
複数広告接触の場合除外したいutm_source名(ない場合none) | 1人のユーザーで複数媒体の広告接触が発生した際、初回または最終接触広告媒体がyahoo広告の時だけ対象としたい場合は他に接触する可能性のある媒体の[utm_source]名を入力してください。 |
複数広告接触時の連携対象イベント | 1人のユーザーで複数媒体の広告接触が発生した際、yahoo広告が最終接触の場合のみ対象イベントを連携(①)、yahoo広告が初回接触の場合のみ対象イベントを連携(②)、yahoo広告と接触していれば対象イベントを連携(③)が選択できます。 |
yahooのイベント名 | yahooに送るイベントを指定してください。 |
送るデータの種類 | 「新規」は追加、「修正」は該当するyclidをもとに値を更新、「撤回」はyclidをもとに値を削除します。 |
送信設定(接続先)
グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Datahub > ジョブフローをクリックします
- ジョブの追加ボタンをクリックし、クエリ実行結果のエクスポートを選択
- クエリの選択は、前のSTEPで作成したクエリを選択
- エクスポート先で外部サービスを選択し、接続先の作成・管理をクリック
- 作成からYahoo ads offline conversionを選択
アカウントIDを入力
つなげる
をクリックYahoo!広告の管理画面へ遷移し、ログインします。
アクセス許諾の画面で承認をクリックします。
送信確認
- Yahoo!広告の管理画面のメニュー>ツール>オフラインコンバージョンのインポートを開きます。
- まずは、ファイル名を確認し、KARTE Datahubから送られた送信されたデータが反映されていることを確認してください。
- ステータスが終了になっていれば、連携完了です。
- 取り込まれたデータを確認するには、全件ファイルをダウンロードをしてください。
- ステータスが終了(エラー)になっている場合、エラーファイルをダウンロードして理由を確認してください。
コンバージョン補完数の確認方法について
- ツール>コンバージョン測定にて作成したコンバージョンを比較します。
- 「表示項目」を編集し、【コンバージョン数(全て)】を選択し、表示されるようにします
- 既設CVとインポート用CVでそれぞれ【コンバージョン数】と【コンバージョン数(全て)】を比較し、差分を確認します。
- 既設CVとインポート用CVでの差分が補完されたCV数が補完数となります。