KARTE Signalsでは、KARTE DatahubのデータでGoogle広告の拡張コンバージョンで補完したイベントの値を調整することができます。ここではその調整方法について説明します。

できること

  • 拡張コンバージョンでは、既存のコンバージョンタグを補完し、より正確なコンバージョン測定を実現します。
  • ただ、値を同時に連携することができないため、この機能を使って値を調整します。
  • KARTE Signalsから送ることで、KARTEに統合された顧客データベースやCRMデータなど、さまざまなソースからデータをご利用いただくことが可能です。

事前設定

データ作成

  • Google広告に送るためのデータを作成します。
  • 前提、コンバージョンアクション毎にデータ作成が必要になりますのでご注意ください。
    クエリ > 作成 > コレクションから作成 > すべてのクエリ > Google広告連携(拡張CV_Value更新用)を選択
  • 「このクエリを利用」をクリック。
  • パラメータ設定により、項目を入力します。
パラメーター名 説明
◯時間前までのデータを利用する 媒体に送信するデータを作成するための期間を抽出します。
現在から24時間前から[入力された時間]前までの期間が抽出されます。
※拡張コンバージョンで補完してから、24時間以上空けて、調整する必要があります。
対象イベント 送信対象とするイベント名です。複数選択することができます。
  • (参考)クエリの送信項目
クエリの送信項目 推奨 説明
order_id トランザクションID
restatement_value_adjusted_value 調整後のコンバージョンの値です。
restatement_value_currency_code 調整後のコンバージョンの値の通貨コードです。
adjustment_date_time 調整が行われた日時
(デフォルトで取得されます。)
jobflow_record_id 内部管理用のIDです。
(デフォルトで取得されます。)

送信設定(接続先)

  • 拡張コンバージョン設定で作成したものを選択してください。
  • 要ハッシュ化フィールドがハッシュ済のチェックは不要です。
  • 既存のCVに価値のみをアップロードするにチェックをつけてください。
    null
  • その他ジョブフローの設定画面に「実行方法を選択」や「ジョブフローの設定」は適宜記入してください
  • ジョブの実行間隔は、パラメータで指定した時間に合わせてください。(デフォルトは日次実行です。)