はじめに
KARTE Kickoffへようこそ!
こちらでは、KARTEをはじめるにあたっての基礎を学ぶことができます。

なお、このページでは新規のお客様向けKickoff Meetingにてご案内している概要をご紹介します。
より具体的かつ詳細な内容はサポート担当よりご案内いたしますので、ぜひKickoff Meetingへご参加ください。
※一部、ご契約内容等によりご案内が異なる場合がございます。

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KARTEの概要

KARTEの特徴と強み

KARTEの特徴と強みは大きく2つあります。
「リアルタイム性」と、「ユーザー軸にデータが溜まる」という点が挙げられます。

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リアルタイム性

KARTEは、リアルタイムにお客様のサイト訪問状況を捉え、可視化することができます。

リアルタイム性のメリットは、実店舗での接客と同じように「目の前のお客さまが今何に対して興味を持っているのかを捉えることができること」です。熱量の高いタイミングで、商品やサービスのご提案をすることが可能になります。

ユーザー軸にデータが溜まる
一般的な解析ツールでは、ページ単位に対して何人来訪しているかといった「ページ軸」の解析であることが多いですが、KARTEでは「ユーザー軸」でデータを解析できます。ユーザー一人ひとりのWEB上での行動情報はユーザー単位で紐づけられ、データがユーザー軸で蓄積されていきます。

ユーザー一人ひとりのこれまでのWEB上での行動を、ユーザーごとのストーリー画面によって確認することができ、その行動に合わせた接客ができるという点が特徴です。

KARTEでできること

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そんな特徴と強みを持ったKARTEでは、あらゆるデータをユーザー軸でリアルタイムに解析・可視化し、ユーザーに合わせることが「ワンストップ」で可能です。

あらゆるデータというのは、以下のような情報があります。

  • サイト内の閲覧ページや来訪回数といったアクセス情報
  • ユーザーIDや性別、会員ランクなどのユーザー情報
  • 購入した商品、ブランド名などのコンバージョン情報

また、オプション機能を追加すれば、サイト外の外部データも合わせて取り込むことができます。
上述の情報をKARTEにINPUTして、リアルタイムで解析し、ポップアップだけでなく、サイトへの埋め込みやアンケート、LINEやメール、SMSなどユーザーの今の状況に合わせてアクションすることが可能です。

例えば、実店舗に来店したお客様のデータをKARTEに取り込み、そのお客さまがオンラインのサイトにアクセスした際に、「先日はご来店ありがとうございました」と接客をすることもできます。KARTEにデータがあることでサイトを離脱してしまったあとでも、LINEやメールでお客様と継続したコミュニケーションをとることが可能になります。

ここまでがKARTEの特徴やできることの全体像です。

KARTEを利用するステップ

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つづいては、KARTEをどういう風に利用するのかというステップについて説明します。
冒頭の復習にもなりますが、KARTEでは「リアルタイムに解析・可視化し、計測 〜 接客」までを一気通貫に行えます。

その中で重要になってくるのが、「ユーザーについて知る」こと、そしてその「ユーザーに合わせる」ことになります。

まずは知るという文脈で、1人ずつの行動を見ていきましょう。
その次に、1人ずつ見て接客していくのは現実的には大変なので、ある程度、見えてきたお客様の属性を元に、お客さまをグルーピングしましょう。
そのグルーピングをKARTEではセグメントと呼んでいますが、そのセグメントに対して施策を配信しましょう。
そして、最後に配信した施策を検証し、改善するというサイクルを回していきましょう。

1施策配信して、最初からうまく行っている企業様は少なく、とにかくたくさんやってみることが成功の近道です。
先ほどのテンプレートを見ていただいてお分かりの通り、開発工数なくスピーディーに施策を実施できるのがKARTEの強みなので、PDCAをとにかくたくさん回してください。

ユーザーの計測

ここからは、KARTE を使い始めるための基本的なタグの設置方法などについてご説明いたします。

まずは、ユーザーを解析・可視化するための「ユーザーの計測」についてです。
「ユーザーを計測している」とは、KARTEで「ユーザーのサイト内の行動を把握している状態」のことを指します。

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サイト内のユーザーを把握するためには「タグ」を設置していただく必要があります。
「タグ」を設置することで、例えば 「アウターカテゴリページを閲覧している」 「アウター・ブルゾンが購入された」 などといった情報が、ユーザー単位でログとして残ります。

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この、ユーザーのサイト内での行動ひとつひとつをKARTEでは「イベント」と呼びます。
例えば、「購入しました」というのは「購入イベント」、「閲覧しました」というのは「閲覧イベント」などと呼びます。

タグとは?

ユーザーのサイト上での行動ログを取得するためのJavaScriptの記述のことです。
タグは大きく分けて2種類あります。

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  • 必須で設置していただく「計測タグ」
    KARTEを利用するために必ず必要になるタグです。
    計測タグを設置すると、ユーザーの基本的なサイト内の行動を計測し、閲覧イベントを発生させることが出来ます。

  • 個社ごとに任意で設定する「カスタムタグ」
    ユーザーの任意の行動に任意の名称でイベントを発生させることができるタグです。
    例えば、会員登録があるサイトにはユーザーの情報を取得する「ユーザータグ」や、購入があるサイトにはコンバージョン情報を取得する「コンバージョンタグ」などがあります。
    カスタムタグの設置は任意ですが、会員登録や購入などがあるサイトには設置することをおすすめしています。

タグで取得できる情報
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ほんの一例ですが
計測タグで取得できる「アクセス情報」は、来訪回数、閲覧ページ、滞在時間、デバイス情報などが取得できます。
ユーザータグで取得できる「ユーザー属性情報」は、ユーザーIDや会員ランク、年齢・性別などがあります。
コンバージョンタグで取得できる「コンバージョン情報」には、例えば購入した商品名やカテゴリ・ブランド名、購入回数などがあります。

イベントとは?

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タグをサイト上に設置することで、KARTEに送られるユーザーのサイト上の行動ログのことです。

イベントのスキーマ
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それぞれのイベントの構成要素をスキーマと呼んでいますが
このスキーマを構成する詳細情報を「フィールド」と呼んでいます。

例えば、ユーザー属性情報を取得するイベントにおいては、ユーザーID、会員ランクなどの詳細情報がフィールドにあたります。

イベントを発生させる目的
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イベントは、4つの目的で利用することができます。

  • ユーザーのグルーピング
    例えば、会員ランク別や来訪回数別などのグループに施策を実施したいときに利用できます。

  • 接客配信のタイミング
    例えば、特定の商品ページを閲覧したタイミングで、その商品に関連した商品の人気ランキングを配信するときに利用できます。

  • 施策で利用する変数
    例えば、カスタムイベントで名前や金額などの情報をKARTEに送っておくと、接客に「◯◯さんこんにちわ!」と名前を入れたり、「あと◯◯円で送料無料」などという「動的な変数」を入れた接客を行うことができます。

  • 効果測定に利用
    接客だけではなく、接客を行った結果「何人が購入してくれたか、閲覧してくれたか」という効果測定や分析の際にもデータを利用できます。

施策や効果測定に使いたいイベントデータ(行動データや属性データ)はできる限り沢山KARTEに送るようにしておきましょう。

イベントの設計(カスタムタグ)

計測タグだけでもできる施策はありますが、より施策の幅を広げるために、カスタムタグの設置をおすすめしています。

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カスタムタグを設置するための大まかな流れはこのようになっています。

  1. 【STEP1】イベントを設計
  2. 【STEP2】イベントをインストール
  3. 【STEP3】タグをカスタマイズ
  4. カスタムタグ設置

以下からは、それぞれの手順をひとつずつ説明してきます。

【STEP1】イベントを設計する

「イベントをどのように設計すればよいのか」を考えていきます。

イベントの設計は、

  1. サイト内のユーザー行動から考える
  2. 実施したい施策から考える
    この2つの側面から考えることが重要です

- 1. サイト内のユーザー行動から考える -
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サイト内のユーザー行動を考えて、どのようなイベントが必要かを洗い出しましょう。
そして、お客様がサイトに来訪してからどのような行動をとるかを考えます。

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まずは、サイト上の最終ゴールはなにかを考えます。
ECサイトなら購入、求人サイトなら求人応募、不動産や金融であれば資料請求または契約などが最終ゴールとなります。

次に、最終ゴールに到達するまでに、お客様がサイト内でとる行動の中で、「キーとなるアクション」を洗い出します。
会員登録をした人に接客を配信したい場合は、会員登録。お気に入り登録を促す接客を配信したい場合は、お気に入り登録などです。

また、効果測定に使う「中間指標として計測したいお客様の行動」も抜け漏れがないかも洗い出しましょう。

このように、接客や効果測定の観点で、お客様のキーとなるアクションが「イベント」です。
ユーザーのキーアクションは、カスタムイベントとして設定することをおすすめしています。

中間指標(中間ゴール)とは
最終ゴールに至るまでの中間指標のことです。
例えば、商品詳細ページの閲覧数や買い物かごへの投入回数などの中間ゴールを設定して、その数値を測定することが可能です。
ゴールは業界ごとにも違いますが、例えば資料請求やお気に入り登録、見積もりシミュレーションの回数などを指します。
最終ゴールに少しでも寄与していそうなユーザーの行動は、全て中間ゴールとして登録していただくと、どの中間ゴールが最終ゴールに寄与しているかを見つけることができます。

施策によっては、中間ゴールが最終ゴールにもなります。
その場合、中間ゴールと最終ゴール、両方登録しておくと使い分けができます。

業界別イベントの設計例
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- 2. 実施したい施策からから考える -
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施策から考える場合のポイントは4つ。

<どのユーザーグループ(セグメント)に接客し、分析したいか>
まずは、誰に接客をしたいのか、考えましょう。

例えば、商品をお気に入りに登録している人に接客をしたい場合は、お気に入り登録情報を取得するイベントが必要になります。
また、カートに商品が入っている人に接客をしたい場合は、カート情報を取得するイベントが必要になります。

<どの配信タイミング(配信トリガー)で接客を行いたいか>

次に、施策を配信するタイミングもイベントで指定するため、どういったタイミングで、どのイベントをトリガーに設定をしたいのか、というところからイベントを洗い出します。

例えば、会員登録をした数日後にメールを配信するなどの接客をしたい場合、「会員登録をした」という行動情報を取得するイベントが必要です。
また、特定のページを閲覧しているタイミングで接客をしたい場合も、閲覧イベントがトリガーになるため、計測タグを該当ページに設置する必要があります。

<どのようなKPI(ゴール)で分析や接客測定を行いたいか>
実施する施策をどのような指標で効果測定したいかという側面からも、イベントを洗い出します。

例えば、
接客を受けたあとカートに商品を入れた人数が何人いるかという効果測定をしたい場合は、カート情報を取得するイベント
何人が購入に至ったかという効果測定をしたい場合は、購入情報を取得するイベント
が必要になります。

<どんな施策内容(アクション)で接客を行いたいか>
施策内容から、どんな接客を行いたいかを考えます。

例えば「お気に入り登録商品を表示したい」という施策の場合、お気に入り情報を取得するイベントで「商品画像」や「商品名」「価格」等の情報を取得し、KARTEに送っておく必要があります。
これらのイベントの詳細内容が「フィールド」です。

さらに、「送料無料まであといくら」という施策を実施したい場合、カート情報を取得するイベントで「カート内の商品合計金額」も取得し、KARTEに送っておく必要があります。
この「カート内の商品合計金額」がフィールドです。

必要なイベントで、どのような詳細情報を取得するのか、フィールドも洗い出しておくと良いでしょう。

【STEP2】イベントをインストールする

必要なイベントや、そのフィールドについて洗い出したら、管理画面での作業にうつります。

イベントストアからサイトに必要なイベントをインストールし、サイトに合わせたかたちでフィールドやデータ型の編集を行います。

イベントストアからイベントをインストールする
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  • イベントのインストール方法
    管理画面左の人アイコン > イベント > 「ストアからインストール」ボタンをクリック

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イベントストアでは、汎用的に使われる基本的なイベントや業界別イベントをスキーマごとにインストールして利用することが可能です。ご自身のサイトにあったイベントを選択してください。

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選択したイベントでどのようなデータを取得できるかという情報を一覧で確認できます。
こちらで、インストールしたいイベントのフィールドが存在しているかを確認しましょう。
足りないフィールドは、インストール後に編集画面から追加できます。

インストールしたいイベントが決まったら、画面右上 > 「インストール」ボタンをクリックしてインストールしましょう。

【STEP3】タグをカスタマイズする

イベントを確認、タグをカスタマイズする
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インストールしたイベントは、必要に応じてご自身のサイトにあったフィールドを追加してください。

  • フィールドの追加方法
    イベント右上「編集」ボタンをクリック > 画面下にある「フィールドを追加する」ボタンからフィールドを追加
    ※データの型に注意

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カスタムイベントはストアを使わずに設置することも可能ですが、ストアからインストールしたイベントは「ストアラベル」がつきます。

また、フィールドのデータが実際に計測されるまでは「未計測」のラベルがつきます。
タグ設置後にイベントが計測されると、この「未計測」のラベルが消えます。

編集が終了したら「保存」をクリックしてください。

「タグ・コード」タブから、必要なページにタグを設置
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イベント画面の「タグ・コード」タブをクリックします。
下に表示されているタグをコピーし、必要なページにタグを設置してください。

なお、コピーした内容がそのままだとタグは動作しません。
発生した情報に合わせて値を出力する必要がございますのご注意ください。

カスタムタグを設置する

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最後に、サイト上にタグを設置する必要があります。

サイト上の適切なページにタグを設置すると、イベントの計測がはじまります。

タグ設置時の注意点

#よくある間違いや注意点
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  • 計測タグは、計測したい対象ページすべてに設置してください
  • カスタムタグは必ず「計測タグの後に実行されるように設置」する必要があります
  • イベント画面の「タグ・コード」タブに記述されているタグ・コードはサンプルコードのため、コピーしても動作しません。 発生した情報に合わせて、値を出力する必要があります
  • タグ設置時に不必要な改行を含めないようにご注意ください
  • タグが正常に動作しない場合は、以下のチェックリストをご確認ください
    タグが正常に動作しない場合のチェックリスト
  • イベントで個人情報を送信する際は、下記内容ご注意ください
    KARTEに個人情報を送信する場合、利用規約第27条に規定されている通り、貴社より弊社に対して個人情報が委託されているもの、として取り扱われます。
    イベントデータは一度取得すると削除できないので、ユーザータグやフォームで個人情報取得はしないでください。
    参考サポートサイト

#イベントストアにないカスタムタグを設置する方法
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  • 設計した内容が不安な場合は、担当までご相談ください。

困ったときは

KARTEの操作方法や設定等のご質問
チャットサポートやサポートサイトでご解決いただけます。
チャットサポートは、管理画面「?」からチャットへの導線がございます。

開発者向けのご相談等
開発者向けのドキュメントは、Developer Portalにございます。

運用方法やノウハウ等のお悩み
KARTEのカスタマイズなどによるサポート対象外の相談、運法方法やノウハウなどのお悩みは、KARTE Forum内で掲示板をご用意しておりますので、こちらからご相談されることをおすすめ致します。

KARTEを体系的に学びたい場合
各種資料やオンライン動画もご用意しておりますので、ご活用ください。
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