このページでは、ページ一覧画面でできることや注意点について説明します。
ページ一覧画面できること
- ページの新規登録
- 登録したページの編集・削除
- ページの優先度変更
- ページの検索
ページ登録における二つのユースケース
ページ登録には大きく分けて、以下二つのユースケースがあり、それぞれによって設定方法が異なります。
- 変更したいブロックが特定の1ページにしかない時
- 複数ページにまたがっているブロック(例:共通エリアパーツ)を変更したい時
変更したいブロックが特定の1ページにしかない時
例えば、サイトのトップページやキャンペーンページ、広告用のランディングページなど、特定の1ページのみに存在する要素を変更したいケースです。この場合、ページ名と登録したいページのURLを入力し、保存をクリックだけで完了です。
※「URLの条件」という項目は、この場合においては特に意識する必要はありません。
複数ページにまたがっているブロックを変更したい時
例えば、商品詳細ページのように、同じテンプレートから構成される複数ページの共通パーツを一括で更新したいケースです。
- URL
- 複数ページのうち、特定の一ページのURLを入力します。(例えば、商品詳細ページの場合、任意の商品Aの詳細ページのURLを指定してください)
- ここで入力したURLのページを管理画面から編集、プレビューできるようになります。
- 複数ページのうち、特定の一ページのURLを入力します。(例えば、商品詳細ページの場合、任意の商品Aの詳細ページのURLを指定してください)
- URLの条件
- 「詳細設定」ボタンをクリックすると、URLの条件として設定可能な4つの項目、URL/オリジン/パス/クエリ文字列をANDとORで組み合わせて指定することができます。一致条件は、完全一致、部分一致、前方一致、後方一致など柔軟に指定可能です。また正規表現でも指定できるため複雑な条件指定にも対応できます。
複数のページをまとめてページ登録した場合でも、登録ページ数のカウントは1になります。ただし、計測PV数に関しては設定したURLの条件に合致するPV数の合計になります。
BlocksにおけるURLの解釈
URLの解釈は次のように行われます。例えばURLがhttps://admin.karte.io/blocks/project/?KARTE=true
の場合、Blocksでは、ページを以下のように解釈します。
この仕様を踏まえ、実際の利用シーンを想定したサンプルケースを見てみます。
サンプルケース1
商品詳細ページが以下のようにパスで区切られているケースで、商品詳細ページをまとめて登録したい場合https://example.com/item/detail/12345
(12345の部分が商品IDに該当)
以下イメージのように、オリジンの完全一致に加えて、パスの部分一致で /items/detail
までを指定することで、 /detail
以下(12345の部分)がどのようなパターンであっても一致するような条件を作成することができます。
サンプルケース2
商品詳細ページが以下のようにクエリ文字列で区切られているケースで、商品詳細ページをまとめて登録したい場合https://example.com/item/detail?item_id=12345
以下イメージのように、オリジンとパスの完全一致での指定に加えて、クエリ文字列の部分一致でitem_id
を指定することで、クエリ文字列の値(12345の部分)がどのようなパターンであっても一致するような条件を作成することができます。
ページ登録における注意点
- URLを入力する際は
http
かhttps
か、www
が付くか付かないかなどを予めご確認ください。 - クエリ文字列を指定する場合、サイトや広告等の設定内容によっては、想定していないクエリ文字列が付与される場合があります。また、クエリ文字列は基本的に順番が保証されないので「に等しい(完全一致)」や「と先頭が一致(前方一致)」で設定してしまうと条件に合致しないことがあります。クエリ文字列の値を条件に設定する場合は、可能な限り「を含む(部分一致)」で設定することを推奨しています。
- クエリ文字列(例:
?hoge=fuga
)が含まれているページを運用したい場合、以下の2種類の方法があります。どちらでも設定自体は可能ですが、目的に合った使い分けをしてください。- ①ページで切り分けて運用する
- ページ登録時に対象のクエリ文字列を指定する方法
- ②配信条件で切り分けて運用する
- ページのURL条件にはクエリ文字列は含めずに設定し、対象のクエリ文字列を指定したセグメントを作成し、配信条件で設定する方法(参考:セグメントを作成する)
- セグメントはページ横断して利用できるため、作成したセグメントを他ページでも使いまわすことができる
- ブロック配信後の効果測定のレポートはページ単位で確認する仕様のため、数値を一つの画面内で横並びで確認することができる
- ①ページで切り分けて運用する
ページを編集、削除する
サイト右側の「...」ボタンより、ページの編集、削除が可能です。
ページの優先度を変更する
ページ一覧では、URL条件が重複した場合を考慮して、登録したページ同士に優先度の概念が存在します。優先度はドラッグ&ドロップで変更することができます。
- 設定されているURL条件が複数のページ間で重複した場合、優先度が高いページの設定内容が優先されます。
- ページを新規で登録すると、現在登録されているページの中で優先度が一番高い状態で保存されます。
- 優先度は後から変更可能です。
優先度変更時の注意点
優先度の高いページの設定内容が優先されるのは、以下の条件をどちらも満たした場合です。
- ページ間でURL条件が重複している
- 重複しているページ同士で、オリジナルブロックの場所(CSSセレクタ)が全く同じブロックを登録、編集している
この場合、優先度の高いページに登録されている設定が優先され、優先度が低いページでは、効果計測や更新が行われません。 また、ブロックに設定されている配信条件の内容は影響を受けません。
サンプルケース1
- ページA
- 優先度1
- ブロックaを非公開で設定
- ページB:
- 優先度2
- ブロックaを公開で設定
この場合、ページAの設定内容が優先されるので、ブロックは非公開のままになります。
サンプルケース2
- ページA
- 優先度1
- ブロックaを非公開で設定
- ページB:
- 優先度2
- ブロックbを公開で設定
この場合、ページAとページBで設定しているブロックのCSSセレクタが異なるので、ページの優先度に関係なくブロックは公開されます。
ページを検索する
ページ一覧画面左上での検索フォームから、該当のページを検索できます。また、検索ワードの履歴が残るので、よく編集するページにもすぐにアクセスできます。
#karte_blocks