本ページは、KARTE Messageのレポートについて、よくあるご質問をまとめたものとなっております。

レポートが表示されません。

表示されない場合、次の可能性が考えられます。

  • 抽出したい期間にデータがない。
  • 通信がブロックされている。
    • ドメインホワイトリストに以下のドメインが含まれていることを確認してください。
      • *.mode.com もしくは、app-assets.mode.com およびapp.mode.com

キャンペーンをテスト送信した際には、レポートに記録されますか?

テスト送信の場合は、レポートには記録されません。

配信ログ情報を抽出する際にクエリリソースを節約する方法を教えてください。

クエリリソースを節約するためには、抽出するデータを絞り込むことが重要です。timestampとschedule_task_idを使ってデータを絞り込むことで不要なデータ取得を避け、クエリリソースの節約ができます。

キャンペーンレポートで表示されている開封数やクリック数が配信ログの数と合わないのはなぜでしょうか?

開封数やクリック数が一致しない場合、レポートの集計期間に配信日が含まれていない可能性があります。配信日が含まれていないと、レポートが正確に集計されず、結果が異なることがあります。
例えば、配信日が5/1、集計期間が5/3~5/10だったとします。
このように集計期間に配信日が含まれていない場合、開封数とクリック数は0として表示されます。

メール中のどのリンクがクリックされたかを確認することはできますか?

プロジェクトレポートのクリック数ランキングより各リンクがクリックされた回数を確認できます。
ただし、キャンペーンごとに絞り込んで確認することはできません。

プロジェクトレポートのバウンス数と配信数の合計が対象ユーザー数と一致しないのはなぜでしょうか。

プロジェクトレポートのバウンス数にはソフトバウンス数が含まれません。そのため、配信数とバウンス数の合計が対象ユーザー数と一致しない場合があります。この差分はソフトバウンス数に該当します。
例えば、以下のような場合、差分である200がソフトバウンス数となります。
対象ユーザー数:1000
配信数:700
バウンス数:100

バウンスレートを下げる方法を教えてください。

以下の方法を試してみてください。

  • 配信対象を、配信許諾しているユーザーに絞る。
  • バウンスレートを元に、配信を小分けにして行う。
    • レートを見ながら、バウンスしそうなユーザーとアクティブなユーザーをリストに含むキャンペーンを作成して配信するなどしてみてください。
  • ダブルオプトインを採用する。
    • ダブルオプトインを採用することでメールアドレスの正当性を確認し、有効なメールアドレスを持つ登録者のみをリストに追加することができます。

テキストメールとして表示されたメールの開封をカウントすることはできますか?

開封はHTMLパートに埋め込まれた画像(トラッキングピクセル)の読み込みをトリガとして行われます。
そのため、テキストメールとして表示されたメールの開封のカウントはできません。

プロジェクトレポートのエラーコードにはどのような種類のエラーがあるのでしょうか?

主に「バウンスでのエラー」「アプリプッシュでのエラー」「その他のエラー」の3つに分類されます。
それぞれのエラーカテゴリにおいて、よく見られるエラーは以下の通りです。
エラーコードには複数のエラーメッセージが含まれることがありますが、このリストでは特に頻繁に見られる最大3つのエラーメッセージを示しています。
エラーコードについては、こちらにも記載がありますので、あわせてご確認ください。

バウンスでのエラー

エラーコード エラーメッセージ 種別 エラー内容
Transient:General ①.Bounced ソフトバウンス 一時的なバウンス。
Transient:MailboxFull ①.Bounced ソフトバウンス 一時的に送信先のメールボックスが満杯。
Transient:ContentRejected ①.Bounced ソフトバウンス 一時的にコンテンツの内容が拒否された。
Transient:MessageTooLarge ①.Bounced ソフトバウンス メール容量が大きすぎた。
Permanent:General ①.Bounced ハードバウンス ハードバウンスした。
Permanent:Suppressed ①.Bounced ハードバウンス グローバルサプレッションリストに存在するため抑制された。

アプリプッシュでのエラー

エラーコード エラーメッセージ エラー内容
messaging/registration-token-not-registered ①.Requested entity was not found.
②.failed to send message: Requested entity was not found.
FCM tokenの更新によってこれまでのtokenが利用不可になっている。
以下の場合に、FCM tokenの更新が行われます。
・アプリが新しいデバイスで復元された
・アプリをアンインストール、再インストールした
・アプリのデータを消去した
messaging/invalid-payload ①.〇〇 must be a 〇〇 送信されたデータに、不正な情報が含まれている。
messaging/mismatched-credential ①.SenderId mismatch
②.failed to send message: SenderId mismatch
FCM tokenに対してメッセージを送信する権限がない。
messaging/internal-error ①.failed to send message: Internal error encountered.
②.Internal error encountered.
不明なエラー。
messaging/invalid-argument ①.The registration token is not a valid FCM registration token.
②.Request contains an invalid argument.
「KARTE Messageの内部エラーが発生している」または「設定ミスをしている」可能性がある。

その他のエラー

エラーコード エラーメッセージ エラー内容
INVALID_PARAMETER ①.Missing final '@domain’
②.Local address contains illegal character.
③.Local address contains control or whitespace.
指定したパラメータが無効である。
unknown ①.failed to send line push message: Post "https://api.line.me/v2/bot/message/push": context canceled, idx: 0
②.failed to send line push message: failed to send line push message: linebot: APIError ~~
③.failed to send line push message: failed to send line push message: Post "https://api.line.me/v2/bot/message/push": http2: client connection force closed via ClientConn.Close, idx: 0
LINEのメッセージ送信がエラーとなった。
(※このエラーが発生するのはLINEのメッセージ送信が失敗したときが多いですが、必ずしもそうとは限りません。)
RENDERING_FAILURE ①.Attribute '~~' is not present in the rendering data. 埋め込み変数が不正などによって、コンテンツの作成時にエラーが発生した。
FAILED ①.error occurred.
②.UnknownError
③.Maximum sending rate exceeded.
リクエストの処理に失敗した。
HandlebarsError ①.Error: ""~~"" not defined in [object Object] 未定義の変数が利用されていることによってHandlebarsがエラーとなった。

配信したキャンペーンのログを長期間保持することはできますか?

保持することができます。
ログデータは、Datahub内に蓄積されます。自動的に消えることはありません。

KARTE Messageでキャンペーンごとに期間を指定して「開封率」「クリック率」「CV」を集計することはできますか?

キャンペーンレポートより集計できます。
CV関連の数値の集計につきましては、KARTE Webのご利用が必須です。

抽出期間を指定したときに、レポートの「配信ユーザー数」「開封ユーザー数」「クリックユーザー数」(以降、1)が「配信数」「開封数」「クリック数」(以降、2)と一致しないことがあるのはなぜでしょうか?

1は、指定された期間内に発生した配信(つまり、指定した期間の配信ID)をもとに、その期間内で発生した開封・クリックを集計しています。
2は、キャンペーン全体として期間内に発生した配信数・開封数・クリック数を集計しています。
例えば、スケジュールで配信しているキャンペーンがあるとします。
指定した期間外で配信されたメールが開封されたときに、1では集計対象とはなりませんが、2では集計対象となるため値が一致しないということが発生します。

キャンペーンレポートの「クリックユーザー数」と「クリック数」に大きな差があるのはなぜでしょうか?

「クリックユーザー数」と「クリック数」では集計方法が異なります。
「クリックユーザー数」は、ユニークユーザー数を集計しています。
一方、「クリック数」は、全体のクリック回数を集計しています。

キャンペーンで設定した情報を取得する方法はありますか?

キャンペーン名やキャンペーンのステータス情報はmasspush_setting_value_campaignビューより取得できます。KARTE Message関連のビューの詳細についてはこちらをご覧ください。

1ヶ月以上の期間でキャンペーンレポートを抽出することはできますか?

画面上からの抽出はできません。
ただし、クエリを書くことで1ヶ月以上の期間のデータを抽出することができます。
KARTE Message関連のビューを使って抽出してください。ビューの詳細はこちらをご覧ください。

レポートのCVに関する項目がグレーアウトされているのはなぜですか?

以下のような場合、項目がグレーアウトされますのでご注意ください。

  • CVが計測されていない場合。
    • KARTE Message単体ではCV数を計測できません。
  • KARTEのidentifyイベントで発生しているuser_idとKARTE Messageの送信時に使用されているuser_idが紐づいていない場合。

プロジェクトレポートのfail_countには、これまでの配信でバウンスしたユーザーも含まれますか。

これまでの配信でバウンスしたユーザーは配信時に除外されるため、fail_countには含まれません。fail_countは配信時に初めてバウンスなどのエラーで配信できなかったユーザーが含まれます。
例えば、キャンペーンAで初めてバウンスしたユーザーAがいる場合、キャンペーンAのfail_countとして計測されますが、別のキャンペーンBのリストにユーザーAが含まれていたとしても、fail_countとしては計測されません。

購読停止数と購読再開数を画面上で確認する方法はありますか?

購読停止数はプロジェクトレポートから確認できますが、購読再開数は画面上では確認できません。ただし、クエリでmasspush_event_log_regionalビューからmessage_subscribeイベントを絞り込むことで購読再開数を抽出することができます。
KARTE Message関連のビューについての詳細はこちらをご覧ください。

レポートや配信ログはキャンペーン配信後どれくらいで反映されますか?

配信後即時反映されます。

プッシュ通知をした際のクリック数はビジターの場合でも集計されるのでしょうか?

メンバー、ビジターに関係なく集計されます。メンバーとビジターについてはこちらをご覧ください。

リスト作成に利用したテーブルを削除した場合、レポート結果はどうなりますか?

レポート結果には影響ありません。レポートは配信結果を保存している別のテーブルから作成されています。

プロジェクトレポートでキャンペーンによる絞り込みをしている状態でCSVダウンロードしても絞り込み前の状態のファイルがダウンロードされるのはなぜでしょうか?

CSVダウンロード機能は絞り込み条件を反映しない仕様となっています。ダウンロードした後に必要な絞り込みを行ってください。

OSや端末ごとの「開封率」などの指標を見ることはできますか?

見ることはできません。同じメールでも複数のOSや端末経由で見ることができるため、OSや端末ごとにユーザーを集計することは難しいというのが現状です。

KARTE Messageで発生したmessage_openなどのイベントはKARTEのイベントとしてカウントされますか?

KARTEのイベントとしてはカウントされません。イベント情報は、KARTE Messageのビューに保存されます。KARTE Message関連のビューについての詳細はこちらをご覧ください。

メール開封時にトラッキングピクセルを読み込んでいない場合でも、クリックは計測されますか?

トラッキングピクセルの読み込み有無には関係なく、リンクをクリックしたら計測されます。

LINE配信後に取得できる指標について教えてください。

クリック率を取得できます。