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この度、ブロックを編集する画面(エディタ)のリニューアルと、ブロックテンプレートの進化版の機能としてブロックライブラリをリリースしました。

新エディタでは、従来だとHTMLやCSS等コードを書く必要があったような変更(例えば、テキストと画像の組み合わせを一つのブロックとして扱いたいケース、ブロックを新たに追加したいケースなど)も、ノーコードで直感的に扱うことができるようになります。

また、ブロックライブラリでは、様々なページで使い回すようなブロックをよりスムーズに作成できるようになり、フォルダで整理して管理できるようになりました。ブロックライブラリを利用することで、トップページにあるバナー枠を詳細ページにも追加する、というようなケースもノーコードで簡単に実現することができるようになります。

このリリースにあたり、既に従来のエディタで作成済みのブロックに関して、新エディタへの移行対応が必要です。どのような対応が必要かは、この記事の後半でご説明します。

新エディタ

アップデートのポイントは、以下の2つです。

  1. ブロックの設定とエディタを分離
  2. ノーコード編集の幅を広げ、コードを書かずともやりたいことが実現できるように

1. ブロックの設定とエディタを分離

  • 従来のエディタは、セミモーダル上で配信条件の設定、変更方法の設定、ブロック編集をまとめて行うUIでしたが、エディタのリニューアルに合わせて、分離しました
    • 配信条件の設定、変更方法・作成方法の指定は、まとめてブロック設定画面で
    • ブロックの編集とプレビュー確認は、新エディタで

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2. ノーコード編集の幅を広げ、コードを書かずともやりたいことが実現できるように

  • 従来のエディタであればコードを書かなければできなかった、複数要素をまとめて扱うケースも、新エディタであればノーコードで扱うことができます。
    • 以下のように、テキストと画像が組み合わさったブロックでも、フォームの簡単な操作で編集することができます。

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新エディタでの詳細な編集方法については、ブロックを変更して配信するをご確認ください。

ブロックライブラリ

アップデートのポイントは以下の3つです。

  1. 新規作成時に、当てはめるページを指定してプレビュー確認しながら編集できるように
  2. ライブラリ内のブロックのフォルダ管理ができるように
  3. ライブラリにあるブロックの呼び出し・設置もスムーズに

1. 新規作成時に、当てはめるページを指定してプレビュー確認しながら編集できるように

  • 実際のページで当てはめて、プレビューを確認しながらブロックの作成ができます。

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2. ライブラリ内のブロックのフォルダ管理ができるように

  • 用途ごとにフォルダを分けて、整理することができます。

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3. ライブラリにあるブロックの呼び出し・設置もスムーズに

  • ブロックの設定画面でブロックライブラリから作成を選択して、ライブラリにあるブロックを呼び出して設置・編集することができます。

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新旧ブロックの共存と移行作業について

移行作業が必要な背景と現在の状態について

今回の新エディタの開発では、利便性の向上を最優先に考え設計を行った影響で、従来のエディタ(旧エディタとする)で作成されたブロックと新エディタで作成されたブロックの互換性がありません。また、互換性がない状態は、ブロックテンプレートで作成されたブロックとブロックライブラリで作成されたブロックの間でも発生しています。(作成されたエディタに依存し、それぞれ新旧エディタで作成されているため)

つまり現在、以下のような状態・仕様になっており、ブロックリストでは旧ブロックと新ブロックが混在しています。

  • 旧エディタで作成されたブロック(旧ブロックと呼ぶ)は、今後も旧エディタで編集する
  • 新エディタで作成されたブロック(新ブロックと呼ぶ)は、今後も新エディタで編集する

また、旧エディタとブロックテンプレート、新エディタとブロックライブラリがそれぞれ紐づいているため、以下のような状態になっています。

  • 旧エディタからは、ブロックテンプレートへの保存とブロックテンプレートを呼び出し・編集が可能
  • 新エディタからは、ブロックライブラリへの保存とブロックライブラリから呼び出し・編集が可能

お願いしたいこと

新規作成の場合は、新エディタとブロックライブラリを利用する

  1. これから新たにブロックを作成する際には、新エディタで作成する
    • 短期的な運用における混乱を避けるため、新エディタ公開から2週間(2021年8月23日〜2021年9月6日)は旧エディタでの作成導線も並行して残します。2021年9月7日には旧エディタでの新規作成導線は削除予定です。
  2. ブロックを保存して使いまわしたい場合には、ブロックライブラリで作成・保存する(ブロックテンプレートで作成・保存しない)

既存ブロックの移行作業

旧エディタで作成したブロックのうち、今後も運用をしていく想定のブロックにおいては新エディタで作成し直す(移行作業)をお願いします。

旧エディタ・旧ブロック・ブロックテンプレートは、今後6ヶ月間(2022年2月23日まで)サポートします。それ以降は機能の提供を停止する予定です。6ヶ月間の間に、旧ブロックから新ブロックへ移行作業をお願いいたします。
なお、ブロックテンプレートからブロックライブラリへの移行は自動で行われるため、特に作業を行う必要はありません。

具体的な移行作業について、以下の記事をご参考にしてください。
新エディタ&ブロックライブラリリリースに伴う既存ブロックの移行手順

移行作業については、適宜弊社でもサポートさせていただきますので、ご不明な点等ございましたらカスタマーサクセス担当もしくはチャットサポートまでお問い合わせください。