こんにちは!サポートチームの小林です!

最近は歴史の本にハマっております!
元々歴史が好きですが、改めて歴史の奥深さ、キリのなさを魅力に感じています。最近興味を持っているのは沖縄(琉球)の近現代史です!
みなさんはどの時代、どの国(地域)の歴史が好きですか?

お問い合わせ内容

お世話になります。

「XXのカテゴリーを複数回見てる人」を『XXを探している人』として、セグメントをつけて配信しようかと思っています。ここで、一度付いたセグメントを外すことはできないのでしょうか?

例えば、
本日、「マフラーを探している人」セグメントが付きました。
↓  (配信をしたい) 
↓ 
購入したりして満足してもう探していないという状態になります。

「手袋を探している人」セグメントなど、その他のカテゴリーでもセグメント付けているので、後に「パジャマを探している人」も付きました。

その時に、この例のユーザーには、「ワンピース探している人」・「手袋を探している人」の両方付いたままになっており、『今何を探しているのか?』が判別しづらい状態になります。

セグメントついて、一定時間の経過や別の閲覧行動によりセグメントから外れるような仕様はないでしょうか?

お問い合わせ内容の整理

  • 今回、お客様の考えていた方法としては、「特定のカテゴリーの閲覧」の「送信回数」によって「XXを探している」という判定をしていました。
  • 期間を指定せず回数のみでセグメントすると、時間が経過して「いまはもう探していない」というケースでもセグメントが残り続けてしまいます。
  • また、より多く閲覧しているカテゴリがある場合は、複数のカテゴリで「探している」というセグメントが付いてしまい、優先すべきカテゴリの施策が当たりづらくなってしまうこともありそうですね。

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お客様の設定していた内容

  1. 特定のカテゴリの閲覧をフィルターイベントで設定
  2. すべての期間におけるフィルターイベントの送信回数を「X回以上」で指定

ポイント

  • セグメントは、「ユーザーにイベントが計測される毎に最新化される」という仕様です。
  • セグメントを「すべての期間」×「送信回数」で指定した場合、送信回数が減ることはないので、一度条件を満たすと外れない仕様になります。

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セグメントの仕様(イベント計測からの流れ)

  1. イベント」が計測されると、計測されたイベント / フィールドの内容が「ユーザーデータ(ユーザーの統計値)」に反映されます。
    これによって、すべての期間 > 最新の値 などがイベントが計測される毎に最新の統計値に更新されます。
  2. 最新化された「ユーザーデータ(ユーザーの統計値)」をもとに、該当ユーザーが所属する「セグメント」も最新化されます。
    このとき、該当ユーザーのすべてのユーザーデータをもとにすべてのセグメントが最新化されます。(計測されたイベントのみではありません)
  3. つまり、ユーザーに何らかのイベントが計測される毎にセグメントの所属状況は最新化されます。

上記を踏まえると、「いまもっとも探している」という要件は、なんらかのイベント計測される時点をもとに、「期間」や「最も」というセグメント側の条件で「 入る / 出る 」が可能です。

どのような解決方法があるか?

方法1|データの参照期間をアレンジする

  • 「最新のセッション」や「直近7日間」などで期間の縛りを加えていただくと、セッションの切り替わりや時間の経過によってセグメントが外れます。

  • 「すべての期間」で閲覧回数が減ることはないですが、「直近7日間」とすると「今はもう探していないユーザー」からはセグメントが外れることになります。

      【設定例】
      直近7日間 > XXカテゴリーを閲覧 > 送信日時 > 送信回数 > 次の値以上> 3

方法2|データの参照項目(共通) をアレンジする

  • その他の方法として「最も頻度が高い値」を利用する方法がございます。「最も頻度が高い値」もユーザーの行動によって値が入れ替わる可能性があります。この場合、以下のように設定いただくことができます。

  • view_itemイベント > category で閲覧しているカテゴリーが計測されているケースを想定しますと、以下のようなイメージです。

    【設定例】
    すべての期間 > view_item > category > 最も頻度が高い値 > 次に等しい(完全一致)> マフラー
    

あとがき

いかがでしたでしょうか?特に重要な点はセグメントは、「ユーザーのイベント計測ごとに最新化される」という点です。

ユーザーが「いまどのジャンルの商品を探しているか」を分かりやすくするためには、セグメントの「期間」を区切る、または、特定のカテゴリをよくみているユーザーを探すという観点で「最も頻度が高い値」がおすすめです。

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