こんにちは!
サポートチームの上島です!
KARTEではセグメントや配信設定などで条件を指定するケースは多くありますが、複数の内容で指定したい場合にAND条件とOR条件の組み合わせで迷うことありませんか?
例えば、接客サービスの対象ユーザーの絞り込みをする場合。「該当する」はシンプルだけど、「除外する」となると『あれ?複数のセグメントを指定したい時ってAND / ORどっち使えばいいんだっけ??』と急に難しく感じる時ってありますよね!
今日は 【KARTEあるある】『こんなときAND / OR どっちを使えばいいの??』とふと疑問になる AND条件
/ OR条件
に関するお問い合わせをご紹介します!
お問い合わせ内容
購入に興味がないユーザーに購入を促してCVを上げる施策をしたいです。
そこで、カートに1回も入れたことないユーザー、かつ、年始に行った福引をやったことないユーザー にクーポンの配信を考えています。
「cartに入れたことがあるユーザー」と「福引やったユーザー」のセグメント作成したのですが、AND条件とOR条件のどちらで設定すればいいのでしょうか?
下記2つのようにセグメントを設定した場合に、対象者に違いはあるのでしょうか?
▼①AND条件
▼②OR条件
疑問
意味合い的には同じように見えるものの、AND/ORで抽出されるユーザーがどう違ってくるのかと疑問に思ったり、自分がやりたい施策が本当に実現できるのか不安になりますよね。
解決方法
結論から言うと、not条件(否定条件)の場合は【ANDでもORでも同じ】結果になります!
そのため「NOT条件ではAND/ORどっち使ってもいい」です!
では仕組みを知って、実際にどんなユーザーが抽出されるか考えてみましょう。
理解のポイント
仕組みとしては、ドモルガンの定理的に沿っています。
そのため、それぞれの指定方法は下記のように整理できるため、指定方法①と指定方法②は同じことを指しています。
- 指定方法①:Not(A) ∩ Not(B)
- 指定方法②:Not (A∪B)
日本語にしてみると
- AND:AもBも (AとBどちらの条件も満たす)
- OR:AまたはB (AとBの少なくとも一方を満たす)
になり、
それに該当する/除く(否定)になるため、図式にするとこのようになります。
(オレンジ色の部分が配信対象ユーザーになります)
つまり!not条件の場合には【ANDでもORでも同じ】設定(=同じ条件)であることがわかります!
おまけ
仕組みとしては上記ですが、接客サービス編集画面では「条件に合致しているユーザー」機能があります。
ここで実際に接客サービスで設定して「条件に合致しているユーザー」で見比べれば同数であることが確認できます!(※)
※確認するタイミングが異なると同数にならない場合もあります
「条件に合致しているユーザー」にカウントされるユーザーの定義は、以下ドキュメントご参照ください
あとがき
いかがでしたか?
普段からよく使う設定箇所ですが、一回不安になると混乱してしまうことがありますよね!
迷った際にはぜひ活用いただけたら幸いです!
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