こんにちは!
サポートチームの島田です!
本日は、ターゲット配信におけるとっておきの豆知識を皆さまへご紹介いたします!
お問い合わせ内容
PUSH通知等では、「その時点でセグメント内に入っている人」にしか配信できないかと思うのですが、「狙った特定のユーザーに配信を行いたい」場合はどの手段を使用するべきでしょうか?
ターゲット配信で皆さんは「セグメント」と「Datahubクエリ」、どちらを絞り込み方法にしていますか?
手軽な「セグメント」で設定されるお客さまが多いです。
しかし、結論から先にお伝えするとDatahubクエリにて絞り込んだ方が、意図したユーザを漏れなく配信対象として抽出できますよ!
どうして「セグメント」だと要注意なの?
KARTEのセグメントは「ユーザーに何らかのイベントが発生したタイミングで最新化」される仕様になっています。
そのため、セグメント作成後に来訪等により何らかのイベントが発生しなければ、セグメントに所属しません。
例えばもし「除外」で設定した場合、ユーザーが再び来訪しないと反映がされないため、除外したいユーザーにも配信されてしまう可能性があるのです。
休眠ユーザーなどイベント発生しないユーザーを対象にする場合や、セグメント作成後にすぐ配信したい場合などには、注意が必要です。
▼ご参考)ターゲット配信のセグメントの判定について
https://support.karte.io/post/2Yb2MQZP5T1uFC5PXtPUK7
▼例)「今日購入した」セグメントにマッチするユーザー:
「今日購入した」というセグメントを例に、どのように意図と異なるケースが生じるかをご説明します。
- ターゲット配信の当日に購入したユーザー(図内の「実際に今日購入したユーザー」)は、意図通りセグメントに所属し、ターゲット配信の対象に入ります。
- 一方、「10日前に購入し、以降来訪がないユーザー」は、セグメントに所属後〜ターゲット配信の当日時点までイベントが発生していないため、「今日購入した」セグメントに残り続けています。
本来は配信対象外であるにも関わらず、ターゲット配信の対象に入ってしまいます。 - 「10日前に購入し、今日再訪したユーザー」は、イベントが発生しているため、セグメントが最新化され、意図通り「今日購入した」セグメントから離脱しています。
当然ながら、ターゲット配信の対象にも入りません。
「Datahubクエリ」なら
リアルタイムで該当ユーザーを抽出するので、ユーザーにイベントが発生していなくても最新の状態で配信することが可能なのです!
▼ご参考)メール等をリスト配信する
https://developers.karte.io/docs/datahub-list-delivery
あとがき
いかがでしたか?セグメントによる設定はお手軽な一方、こういったタイミングの落とし穴があるのでご注意ください。
チャットサポートでは、お問い合わせを受け付けております。
設定方法や仕様のほか、対応していて困ったこと、疑問に思ったことなど、どしどしお問い合わせください!
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