ユーザーリストで大きく2つのアップデートを行いました。
それぞれについて簡単に紹介します。
ユーザーストーリーモーダルの中間ビューの追加
ユーザーリストでは表示されるユーザーを選択すると、該当ユーザーの行動の流れを確認することができます。
この機能はユーザーストーリー画面でできることをモーダルでまとめて表示しているものでしたが、今回「中間ビュー」という機能を追加しました。
該当ユーザーがこれまでどんな行動をしていたのかを俯瞰して確認すること、また、見たい瞬間をより簡単に見つけられるようになりました。
例えば、次のようなことが実現できます。
- 該当の来訪タイミング以前/以後ではどの程度の来訪があったのかがカレンダー形式で間隔をすぐに把握できる
- 特定の日にち・特定のセッション内でどんな行動があったのか、「閲覧推移」でセッション情報をまとめて時間軸に沿って把握できる。
- また、時間軸のバー(シークバー)を動かすことで見たい行動の瞬間まですぐに飛ぶことができる
詳細はこちらのサポート記事からもご確認ください。
各機能要素の仕様詳細などを確認することができます。
分析用フィールドの追加
ユーザーリストの検索結果が出たときに、
もう少し示唆を得たい・分析ができるようにしたいと感じたことはありませんか?
ユーザーリストの検索時に指定したイベント、そのフィールドを分析用途で追加指定することができるようになりました。
これにより、検索結果に対してそのフィールドの値の構成比が分かり、既存の絞り込み条件と同様にフィールドの値でさらにユーザーを絞り込んで表示することもできます。
例えば、「購入イベント」でユーザーリストの検索条件を設定するとします。
そこで、分析用フィールドに購入イベントのフィールドとして「カテゴリ」「ブランド」を指定すれば、検索結果に対してどのカテゴリの購入者が多かったのか?/どのブランドの購入者が多かったのか?それぞれの構成比を確認することができます。
また、そこから比率が大きかった項目で絞り込みをかけてユーザーを見ていくことも可能となります。
同様に、「コンテキストイベントの検索」で条件を設定すると仮定します。
そこで、分析用フィールドに検索イベントの「テキスト」を指定すれば、どういった検索ワードが上位にきていたかをすぐに把握することができます。特定の検索ワードを入れて回遊したユーザーを見つけ、検索前後の行動を見ていくこともスムーズに行えるようになります。
※指定できるフィールドは当然、該当イベントで発生しているものに限られます。
※現状の仕様では設定できるフィールドは最大3個までです。
このように、設定するイベントに応じて結果をより深く把握できる「分析用フィールド」が設定できるようになったので、ユーザーリストを活用する際はぜひ合わせてお使いください。
機能の該当サポート記事はこちらです。
これからもユーザーリスト、及び「ユーザーを見る/知る」機能のアップデートにもぜひご期待ください。
プロダクトへのフィードバックも随時お待ちしております。
アップデートを最後までご覧いただき、ありがとうございました!
Product Div miruチーム⼀同🙂