ユーザーデータ管理機能を利用中のプロジェクトでは、個人情報(identify)イベントで連携されたユーザー毎の最新情報が紐付けテーブルに蓄積されます。

この記事では、紐付けテーブルからDatahubデータテーブルにそのデータを同期し、Datahubクエリから利用できるようにする手順を説明します。

ユーザーデータ管理機能が有効であることを確認する

  • 「グローバルナビゲーション」 > 「インサイト > 紐付けテーブル」を開きます
  • Personal Data (identify)という名称の紐付けテーブルがあることを確認します
  • その紐付けテーブル内にデータが格納されていることを確認します
    • identifyイベントの実装が必要です

※ユーザーデータ管理機能については、こちらをご覧ください。

テーブルを新規作成する

  • 「グローバルナビゲーション」 > 「データハブ」 > 「データセット」を開きます
  • Personal Data (identify)のデータを同期するためのテーブルを新規作成します
    • テーブル名
      • 例: personal_data

データ同期用のジョブフローを作成する

  • 「グローバルナビゲーション」 > 「データハブ」 > 「ジョブフロー」を開きます
  • ジョブフローを新規作成します
  • ジョブを追加します
    • ジョブ名
      • 例: Personal Data (identify)を同期
    • ジョブタイプ
      • データテーブルへインポート
    • インポート元
      • 紐付けテーブル
    • 紐付けテーブル
      • Personal Data (identify)
    • インポート先
      • (先ほど作成したテーブル)
    • ルール
      • 置き換え
  • ジョブフローの設定をします
    • スケジュール実行を有効にするをON
    • 繰り返し実行を有効にするをON
    • 実行間隔を日次等で設定します
      • 例: 毎日 5時 0分
    • ジョブフロー名
      • 例: Personal Data (identify)を同期

データ更新の確認

  • 作成したジョブフローを「今すぐ実行」します
  • ジョブ完了後、データ更新先のテーブルに個人情報(identify)のデータが格納されていることを確認します