権限の種類として以下3つがあります
① 管理者(owner)
② 閲覧者(viewer)
③ カスタマイズした権限グループ

①、②はあらかじめ準備されていますが、③については権限グループを作成する必要があります。
なお、権限グループの作成や各ユーザーの権限変更は、管理者(owner)のみ可能です。

管理者(owner)・閲覧者(viewer)とは?

管理者は全ての機能を利用することが可能です。
中でもサイト管理権限は管理者のみ使用可能となります。
閲覧者は「来訪中のユーザー」の閲覧や、接客サービスの効果確認をすることが可能です。
なお、管理者(owner)・閲覧者(viewer)の権限を変更することは出来ません。

権限グループとは?

管理画面へのアクセス・実行権限の設定を「権限グループ」という単位で管理することができるようになります。

カスタマイズが可能な権限と種類

下記項目の権限の有効/無効の設定が可能です。
※プロジェクトの契約状況やプラグイン利用状況によっては、表示されない項目があります。

  • プロジェクト管理
    • プロジェクト管理(管理者にのみ許可された権限)
  • 基本機能
    • 基本ページの閲覧
    • 基本機能作成・編集
  • タグ・イベント設定
    • タグ・イベント設定の閲覧
    • タグ・イベント設定の編集(ページグループの編集・保存なども含む)
  • 接客サービス
    • 接客サービスページの閲覧
    • 接客サービスページの作成・編集
    • 接客サービスの公開
  • ユーザーリスト・接客の結果データのダウンロード
    • ユーザーリスト・接客の結果データのダウンロード(接客サービスの効果やユーザーリスト、アンケート結果のDLなども含む)
  • テンプレート
    • テンプレートページアクセス(「接客サービスページの作成・編集」を行うユーザーはこれも有効にする)
    • テンプレート作成・編集
  • ストア
    • ストアページアクセス
  • 個人情報
    • 個人情報の閲覧
    • 個人情報の削除
  • KARTE Talk
    • メッセージ閲覧
    • メッセージ送信
    • メッセージ削除
    • オペレーター管理
  • KARTE DataHub
    • データの閲覧
    • データの編集(「Datahub >> クエリ」から「クエリを実行」をする場合は当権限を有効にする)
    • データの管理
  • KARTE Apps
    • Appsの閲覧
    • Appsの編集
  • KARTE Blocks
    • Blocksの閲覧
    • Blocksの編集
  • API v2
    • API v2 設定の閲覧
    • API v2 設定の編集
  • 紐付けテーブル
    • 紐付けテーブルの閲覧
    • 紐付けテーブルの編集
    • 紐付けテーブルの管理
  • KARTE Live
    • 動画の閲覧・ライブ設定画面の閲覧
    • 動画・ライブ設定画面各設定の管理
  • KARTE Craft
    • Crart設定の閲覧
    • Craft設定の編集
  • KARTE Signals
    • Signals ダッシュボードの閲覧
    • Signals コネクタの閲覧
    • Signals ダッシュボードの編集
    • Signals コネクタの編集
    • Signals 広告 API の編集
    • Signals データのダウンロード
    • Signals の管理

権限グループの設定方法

カスタム権限は下記2つのステップで、各ユーザーにカスタマイズした権限を適応させます。
以下の作業を行うには、既存の管理者(owner)で「サイト管理」が有効になっている必要があります。

I. 権限グループを作る
II. ユーザーを権限グループを割り当てる

I. 権限グループを作る

  1. 組織orプロジェクトのメンバー管理 > 「権限グループ追加」をクリック
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  2. 権限グループ作成ウィンドウが右側に開くので、基本情報 / 権限設定(各機能の有効/無効を設定)を設定します。
    null

すでにある権限グループの編集をする場合は、該当の権限グループ右側の「・・・」マークをクリックし、編集ボタンを選択すると既存の権限グループの編集ウィンドウが表示されます。
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II. ユーザーを権限グループに割り当てる

  1. グローバルメニューの「すべてのメニュー」の下にある「プロジェクト名」表示箇所をクリック
      →組織・プロジェクト設定をクリックするとメンバー管理画面が開きます
  2. 権限を変更したいユーザーの右側の「・・・」マークをクリックし、「権限グループの変更」を選択
  3. プルダウンから付与したい権限グループを選択して保存
    null

補足

権限グループの変更は「管理者」のみ可能です。
ほかの権限のユーザーの権限グループを変更する場合は「管理者」に変更を依頼してください。
もし自分を「管理者」グループからほかのグループへ変更する場合、変更後自分の権限グループが変更できなくなりますのでご留意ください。
閲覧権限のないユーザーが、そのページにアクセスしたら閲覧権限以上の権限を持っている別のページにリダイレクトされます。

注意点

組織の権限とプロジェクトの権限の関係

  • 「組織」の役割が「オーナー」であるアカウントについては、「プロジェクト」の権限設定が「管理者」と同等の権限で上書きされます
    • つまり、プロジェクト側で権限の弱い権限グループに所属している場合であっても無視され、管理者と同等の権限で編集や閲覧が可能になります
    • 参考: 組織/プロジェクト管理