接客トラブルシューティング用レポートとは
接客サービスの配信に、何らかの問題が起きたときに発生するイベントを集計したレポートです。
接客サービスが配信されない時のトラブルシューティングに役立ててください。
なお、接客アクションのJSエラーのみを抽出したレポートを「接客エラーレポート」にご用意しています。
JSエラーの発生についてはお知らせ機能で自動通知設定も可能です。
接客トラブルシューティング用レポートの見方
グローバルメニュー > すべてのプロダクト > レポート > レポートをクリックし、遷移してトラブルシューティング > 接客トラブルシューティング用レポートをクリックします
レポート画面右上、「表示期間」に任意で指定した期間に発生したエラー情報がレポートに反映されます。
現状、任意の日時期間を指定することはできません。
グラフは日時のエラー発生件数の推移を表示します。
表に表示される内容の詳細は以下をご覧ください。
エラーが多い接客サービス・アクション
接客アクションのJSエラー発生件数による接客サービスの降順一覧です。
接客エラーレポートに表示しているものと同一のものです。
基本的には、接客アクションのカスタマイズを行なった結果のエラーの可能性が高く、カスタマイズを行なった場合はサポート対象外となるためエラー内容をご参考にカスタマイズ箇所の修正をお願いします。
配信制御率が高い接客サービス・アクション
接客サービスの配信判断が下った(配信対象ユーザー条件や配信トリガー条件に合致した)後、なんらかの配信制御によって配信を抑制された接客サービスの降順一覧です。
配信制御がされる場合主に下記の理由があります。
- 同時配信設定により他の接客サービスの優先順位に負けた
- 接客全体のフリークエンシー設定により制御された
接客サービスが配信されない理由の詳細調査方法についてはこちらのサポートサイトをご参照ください。
非表示率が高い接客サービス・アクション
接客サービスの配信イベント(message_open) ÷ 接客サービスの配信準備イベント(message_ready)の割合を非表示率として表示しています。
配信準備が行われていて、配信イベントが発生しない場合の主な理由は以下のとおりです。
- 接客サービスのアクション内で、表示の制御を行うJavascriptが書かれている
- widget.show()関数が何らかの理由で削除されている(Script配信など)
no actionが高い接客サービス・アクション
接客サービスを配信時に、表示すべきアクションがない場合に message_readyでno_action:true というイベントが発生します。これをno actionと表現しています
no_actionが発生する理由は以下のとおりです
- 接客サービス内のユーザー情報変数の置換が失敗した
- デフォルト値が設定されていない場合
- 配信するユーザーが該当のユーザー情報変数を持っていない場合
指標定義
指標名 | 定義 |
---|---|
配信準備数 | 接客サービスの配信判断が下った時に発生する_message_readyイベントの発生件数 |
エラー数 | アクションのJSエラー発生時の_errorイベントの発生件数 |
エラー率 | エラー率=エラー発生件数/接客配信準備数。接客サービス配信の判断が下された回数に対する、エラーイベントの発生回数の比率。 |
配信制御率 | 配信制御率=配信制御数/配信準備数。接客サービス配信の判断が下された回数に対する、接客サービスがなんらかの配信制御により配信がされなかった回数の比率。 |