KARTE Signalsでは、KARTE DatahubのデータをGoogle広告のカスタマーマッチのリストとしてアップロードをすることができます。ここではその連携方法について説明します。
できること
- KARTEに蓄積されたファーストパーティデータからカスタマーマッチのリストを作成します。検索、ショッピングタブ、Gmail、YouTube、ディスプレイ広告を利用しているユーザーにリーチしたり、再アプローチしたりすることが可能です。
- また、既存顧客のリストをもとに類似拡張させることで、新規獲得においても親和性が高い可能性があるユーザーにリーチすることができます。
事前設定
- KARTE Signals経由でカスタマーマッチを利用する際に、Google Cloudを使用し認証設定をする必要があります。
- 詳細の設定については、弊社担当よりご説明いたします。
カスタマーマッチ開始にあたってのご注意
- カスタマーマッチ利用に際して、ポリシー・ご利用要件を必ずご確認ください
- これまでポリシーを遵守してきた実績があり、お支払いに関して問題が発生していないアカウントであることが必要です。
- アップロードされたデータファイルの Google での取り扱い方法についてはヘルプページをご覧ください。
データ作成
- Google広告に送るためのデータを作成します。
クエリ > 作成 > コレクションから作成 > すべてのクエリ > Googleカスタマーマッチを選択 - 「このクエリを利用」をクリック。
- パラメータ設定により、項目を入力します。
- 1回あたりの送信上限件数は1万件です。
- メールアドレス(列名)から郵便番号(列名)までのデータはKARTEで取得しているイベント名もしくはカラム名を記載してください。
項目名 | 説明 |
---|---|
◯時間前までのデータを利用する | 任意の時間を設定 |
オーディエンスの参照データ設定 | イベントもしくはセグメントを指定 |
対象セグメント | 参照データでセグメントを指定した場合にのみ、入力 |
対象イベント | 参照データでイベントを指定した場合にのみ、入力 |
ユーザーデータの取得元 | イベントで個人情報を取得している場合は、イベントデータを指定。 |
送信設定(接続先)
- KARTE Datahubのグローバルナビゲーションからジョブフロー > 作成ボタンをクリック
- ジョブの追加ボタンをクリックし、クエリ実行結果のエクスポートを選択
- クエリの選択は、前のSTEPで作成したクエリを選択
- エクスポート先で外部サービスを選択し、接続先の作成・管理をクリック
- 作成からGoogle Ads Customer Matchを選択
- 指定の項目を入力いたします。
- その他ジョブフローの設定画面に「実行方法を選択」や「ジョブフローの設定」は適宜記入してください
送信確認
- Google広告の管理画面のメニューよりツールと設定>オーディエンスマネージャー>分類して表示
- 送信したリストを選択
- セグメントのメンバータブからデータファイルのアップロード状況を確認できます。
- この処理が完了するまでに、最長で 48 時間ほどかかることがあります。
カスタマーマッチのリストに問題がある場合
- Google広告のヘルプページを参考にご対応ください。