こんにちは!
サポートチームの上島です!
今日は「紐付けテーブル」コラムの第二弾をお届けします!
「紐付けテーブル」は「ユーザーに値を紐づける」機能だと思っていませんか?
実はそれ以外にも、KARTEで計測されたイベントデータに外部データを紐付けることができます!
これを知らず「できない」と諦めていたあんな施策も出来ちゃうかもしれませんよ!
今日は「紐付けテーブルの便利な使い方」について、ユースケースをふまえてお伝えしたいと思います!
お問い合わせ内容
特定のアイテムを見たら特定のアイテムを紹介するというレコメンド施策を使おうと思ったのですが、Datahubがないとダメですよね・・・?
サポートサイトでアクションテーブルやクエリで実現できるとあったのですが、Datahubは使っていません。
不動産仲介業なのですが、検索のポータルサイトが現在だと戸建てを検索すると戸建てページに遷移して、マンションは表示されないサイト構築になっています。
お客様より不便だという声があがっていて今後修正予定なのですが、結構時間がかかるので、それまでの間だけでもどうにかしたいという意図になります。
具体的にやりたいこととしては、
- 千代田区の戸建てを見た人には、千代田区のマンションページのリンク
- 中央区のマンションを見た人には、中央区の戸建てページのリンク
が入ったポップアップを検索ページに出したいです。
KARTEで実現したい場合、Datahubがないと難しいでしょうか?
疑問
セグメントを作成すれば接客サービスを出し分けることができますが、出し分ける数が多いとかなり工数がかかるうえに、公開上限数を逼迫しますよね。
今回のケースだと、23区 × 2パターン = 46件 を作成することになります。それは大変だ!
こんな時に紐付けテーブルを作成すれば、接客サービスは1件で実現できます!
しかもカスタマイズ不要なのに応用が効きます!
それでは方法を見ていきましょう!
解決方法
実現に必要なステップはこちらです!
- 前提:紐づけ先となるイベントの値が計測されているか
- 事前準備:紐付ける値が入ったCSVを用意する
- 紐付けテーブル:CSVを紐付けテーブルにアップロードして、イベントに紐付ける(紐付けを有効化する)
- 接客サービス:表示するポップアップを作成する
これを応用すればいろいろな施策の活用できます!
ではそれぞれ詳細を見ていきましょう。
理解のポイント
1. 前提:紐づけ先となるイベントの値が計測されているか
データを紐付けするには、紐付け先となるイベントの値が計測されている必要があります。
今回のケースだと「千代田区の戸建てを見た」「中央区のマンションを見た」というのが紐付け先になりますね。
紐付け先となるイベントの値が計測されているかをどう確認したらよいか?というと、配信対象のユーザーの行動を手元で再現し、実際に配信したいタイミングのイベントのデータがユーザーストーリーでどのように計測されているか確認します。
実際に「千代田区の戸建てを見た」時・「中央区のマンションを見た」時のイベントのデータはこちらです。
このようにイベントのデータで、紐付け先として出しわけの判別ができる値が計測できていれば、紐付け先に設定できます。
今回のケースでは、フィールド『クエリ文字列(access.uri.query)』で値が判別できるので、ここが『紐付け先』になります。
▼千代田区の戸建てを見た
▼中央区のマンションを見た
💡 イベント計測時のデータはユーザーストーリー画面で確認ができます。
詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。
https://support.karte.io/post/4iHoSQNNsRFhV8ev7tA8Sy#5-0
2. 事前準備:紐付ける値が入ったCSVを用意する
上記1で確認した紐付け先と対になるように紐付けしたいデータがテーブル形式で入ったCSVを用意します。
今回のケースだと、以下の部分ですね。
- 千代田区の戸建を見た:千代田区のマンションページのリンク
- 中央区のマンションを見た:中央区の戸建てページのリンク
紐付け先は1つですが、そこに紐付けするフィールドは複数でも可能です。
ユーザーに紐付ける時に「名前」「会員ランク」などそのユーザーの情報を紐付けするように、紐付ける物事に特化した「表示名(name)や画像(item_image)など、複数設定できます。
これらを「フィールド・値」のテーブル形式でCSVを作成します。
3. 紐付けテーブル:CSVを紐付けテーブルにアップロードして、イベントに紐付ける(紐付けを有効化する)
上記2で作成したCSVを紐付けテーブルで格納して、紐付け先にデータを紐付けします。
アップロードの操作方法は、以下ドキュメントをご参照ください。
https://support.karte.io/post/1k9iwpl1hTMjArbpi8KGYd#2-3
この時のポイントは主キーです。
主キーとは、名寄せするための紐付け先側・紐付けする側で共通するフィールド・値を指します。
ユーザーに紐付けする場合、主キーを「identify > user_id」にしているためユーザーに紐づいていますが、ここをKARTEで計測されたイベントデータにすることで、外部データを紐付けることができます!
今回共通する値は「閲覧 > クエリ文字列(access.uri.query)」です。
なので、CSVをアップロードする時の主キー「query」と、紐付け設定で指定する紐付け対象フィールドを「閲覧 > クエリ文字列(access.uri.query)」で、共通する値を指定することで、紐付けができます。
▼CSVアップロード時
▼紐付け設定時
4. 接客サービス:表示するポップアップを作成する
表示するポップアップ内のリンクや表示で紐付けテーブルの値を参照するように、ユーザー情報変数を用いて設定します。
ユーザーに紐付けた時の「ようこそ◯◯さん」で表示するように、今回のケースでは◯◯区の戸建てを見たユーザーに「◯◯区のマンション」のリンク・表示名を表示できます。
▼アクション(イメージ)
▼ユーザー情報変数(イメージ)
💡 ユーザー情報変数とは
ユーザー情報変数は、接客サービスを配信するユーザー毎に、配信先のユーザー情報をHTML, Scriptに埋め込んで配信することができます。
例えば「ようこそ◯◯さん」、「◯◯ブランドの新着商品をチェック!」や会員IDに応じてリンク先URLを変更することが可能となります。
詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。
https://support.karte.io/post/3TPVVSzxiA6U3MYNRj25JJ
あとがき
いかがでしたか?
紐付けテーブルはKARTEの標準機能ですが、工夫次第でできることが大幅に増えるので、ぜひお手元でいろいろと試してみてください!
チャットサポートでは、お問い合わせを受け付けております。
実現したいことはあるけど設定方法に困ったり、不明点があれば、どしどしお問い合わせください!
お問い合わせは 管理画面グローバルナビゲーション > [?] サポートガイド > より可能です!
お問い合わせをお待ちしています!