こんにちは!サポートチームの内藤です!

暑い日が続いてますね。お外とお部屋の中の寒暖差にやられている内藤です。

みなさまは大丈夫ですか?無理せずご自愛くださいね。

さて今回は、実際にお問い合わせをいただき、私も悩みわからなかった内容をご紹介したいとおもいます!

お問い合わせ内容

「昨年◯◯したユーザー」というセグメントはできますか?

疑問

昨年、¥10,000以上購入したユーザー
昨年、アウターを購入したユーザー
などといったユースケースが考えられますが、セグメント作成時には、「昨年」という選択肢がない。。。
「昨年◯◯した」といったセグメントは作成できないのでしょうか?

結論

残念ながら「昨年」という集計はできません。。。セグメントは難しいです。

セグメント作成時に「データの参照期間」として指定できるものは、すべての期間 / 最新のセッション / 今日 / 直近7日間 / 直近4週間 / 前回のセッション のみです。

参照: ルール作成時の条件設定の定義 ルール作成時の条件設定の定義 > 1.データの参照期間
https://support.karte.io/post/6wL8uJP4E2PnwxYGhJOV2a#1-0

セグメントでは、同じイベントの”直近30回分”しか集計対象にしない(文字列型のフィールドでは)ため、そもそもあるイベントについて過去特定の期間に発生した全部を集計するのに適していません。

なお、以下のような情報(フィールド)については総計になります。

  • 総購入金額
  • 送信回数
  • 送信種類数

代替案

該当ユーザーのリストを作成することができれば、紐付けテーブルで紐付けることで可能です!

手順:

  1. お手元で該当ユーザーのリストを用意する
  2. 紐付けテーブルでフラグとなる値を紐付ける
  3. 2で紐付けた値を用いて、セグメントを行う

使用例:「昨年◯◯円以上購入した」ユーザーをセグメントしたい

「昨年◯◯円以上購入した」リストを作成し、紐付けテーブルで紐付け、セグメントなら可能。

参考)ユーザーにデータを紐付ける(CSVファイルを直接アップロードする場合) | ドキュメント / インサイト / 紐付けテーブル | KARTEサポートサイト
https://support.karte.io/post/1k9iwpl1hTMjArbpi8KGYd

あとがき

今回は「『昨年〜』というセグメントはできるの?」という素朴な疑問についてご紹介いたしました!

今後もみなさまの気持ちに寄りそい、少しでもお役に立つような情報をお届けできたらと思っています。

あれ?これなんだ?と疑問におもうことがある際には、ぜひチャットでお問い合わせくださいね!

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お問い合わせをお待ちしています!