ライブ連携機能(※)を利用すると、施策ごとの各パターンに割り振られたユーザーや配信されたブロックを表示したユーザーのサイト閲覧状況を、セッション時の動画として再現・確認できます。
本記事では、施策が配信されたユーザーの行動を動画で確認する方法をご紹介します。
※ 事前セットアップが必要です:ライブ連携機能用のアカウント権限・録画スクリプト設定
1. ユーザーリストを抽出する
施策の詳細画面を開く
- 動画を確認したい施策を選択します。
適切なタブを選択する
- パターンごとに割り振られたユーザーを確認したい場合:[パターンの効果]
- 特定のブロックを表示したユーザーを確認したい場合:[ブロックの効果]
対象ユーザーを抽出する
- 訪問数や表示数に表示されている人型アイコンをクリックすると、関連するユーザーリストが表示されます。
ご注意ください
ライブプレーヤーで動画を再生する権限がない場合、アイコンが表示されません。必要な権限をご確認ください。
2. 再生する動画を絞り込む
ユーザーリストを抽出した後、次の条件で対象ユーザーをさらに絞り込みます。
- ゴールの達成有無
- ブロック配信時のセグメント条件
3. 動画を再生してユーザー行動を確認する
動画を再生
- 滞在時間、ページ遷移情報、閲覧デバイスなどの情報も確認しながら、再生ボタンを押して動画を確認します。
仮説や着目テーマを設定
- 動画をただ眺めるのではなく、仮説や検証したいポイントを明確にして観察しましょう。
着目ポイント例
- ゴール達成者と未達成者の違い
- ページの閲覧順序や行動パターンの差異
- どこから来訪し、どこで離脱しているか
- パターンで配信したブロックの効果
- ブロックが注目されているか、認識されているか
- ページ内でのユーザーの注目箇所
- ユーザーがどこを注視しているか
- 迷いの有無
- ページを何度もスクロールしたり行き来したりしていないか
ヒント
チームで複数の視点を持ちながら動画を確認し、アイデアや気づきを共有すると、より多くの改善ポイントが見つかります。
定性的な調査における効率的なサンプルサイズ
全動画を確認するのは難しいため、以下を目安に調査を進めると効率的です。
- 1グループあたり5〜8人程度の動画を確認する
- 必要以上に動画を確認しても新たな発見が得られづらくなります。
ヒント
特定のテーマを持って短時間で観察することで、より効果的な気づきを得られます。