ブロックの変更・配信による成果やブロックごとの効果を評価・分析する上で、ユーザーが期待するアクションを取ったかどうかは重要な指標です。
KARTE Blocksでは、コンバージョンや再来訪など、サイトにおけるユーザーの重要な行動を「ゴール」と呼んでいます。(以下例)
業界 | 中間ゴール | 最終ゴール |
---|---|---|
EC・アパレルサイト | 商品詳細ページ閲覧、カート投入 | 購入 |
人材サイト | 気になるリスト登録、履歴書登録 | 求人案件応募 |
不動産サイト | 再来訪、資料請求 | 来場予約、物件申込 |
金融・保険サイト | 見積シミュレーション、資料請求 | 問い合わせ、商品申込 |
ここでは、「ゴール」の設定方法について紹介します。
ゴールの設定方法
KARTE Blocksのグローバルナビゲーション > 「ゴール(Beta)」とアクセスします。
※当機能は、「KARTE Insight」で提供するゴール(β)と同一です。 KARTE Insightもご利用中の場合、それぞれの画面から同じゴール機能画面にアクセスし、設定を共有できます。
ゴールの作成
ゴールタイプを選択の上、詳細な条件を設定します。以下、よく利用されるタイプのゴール設定についてご紹介します。
① ページ閲覧
view(閲覧)イベントを元に設定できます。
KARTEタグ(計測タグ)を設置することでviewイベントは自動計測されるため、追加でイベントの計測設定なくすぐに利用することが可能です。
② 再来訪
デフォルトで中間ゴールとして設定されているため、追加設定なく利用できます。
なお、「再来訪」とは、初回来訪を除いた、セッション中の最初のviewイベントとしています。
※ セッションの定義
③ 条件付きイベント(発展的)
計測・解析しているイベントから詳細な条件を設定し、ゴールとして登録します。
例えば、「1回の購入で1万円以上購入した」ことをゴールとして登録したい場合は、以下のように設定します。
1.「1回の購入でxxx円以上購入した」という条件を設定
- 「xxx」に、「10,000」という値を設定
このように、計測・解析しているイベントおよびそこで送られている情報を元に、柔軟にゴールを登録することができます。
イベントの仕様や追加のイベント計測については、タグ設置・イベント計測 を参照してください。
ゴール登録におけるTips/注意点
Tips
- 最終コンバージョンだけでなく、中間指標も合わせてゴールとして登録しておきましょう
- 配信条件一覧では、複数のゴール数値を横並べにブロックの配信後の効果を確認できます。
- 最終ゴールでは特に大きな変化はないが、中間ゴールでは有意な差が出ている、など、新しい気づきを得ることができます。
注意点
- タグ(KARTEタグ)が設置されていないとゴールの計測が行えません
- ゴール計測したいページにタグが設置されているかご確認ください。
- ゴールを作成したタイミングから、計測が開始されます。ただし、管理画面の数値は前日までに計測した効果を集計・表示するので、即時では反映されません。