次の記事では、具体的なブロック分析の手順を説明しました。
この記事では、ブロック分析を実際に行うときに迷いがちな次の点について、事例やベストプラクティスを紹介します。
- ページ上のどのような「ブロック」をBlocksに登録すればいいか?
- ユーザーのどのような行動を「ゴール」として登録すればいいか?
- ブロック分析の結果からどのような「課題」や「改善施策」を考えればいいか?
オリジナルブロックの設定例
次のようなブロックを登録することで、ページ改善のヒントが見つかりやすくなります。
ページの印象を左右する要素
- キービジュアル
- 見出し
Blocksでクリックが計測される要素
- リンク
- ボタン
ゴールの設定例
業界別のゴール設定例は、次の通りです。
業界 | ゴールとみなす閲覧ページ例 |
---|---|
EC・アパレルサイト | カート、購入完了 |
人材サイト | 面談予約完了、求人応募完了 |
不動産サイト | 資料請求完了、来場予約完了、物件申込完了 |
金融・保険サイト | 見積シミュレーション完了、資料請求完了、商品申込完了 |
課題や施策のサンプルケース
キャンペーン、セールなどの企画バナーが多いトップページ
- ブロック分析によって発見した課題
- ファーストビューのバナーの表示数は多いものの、他のバナーと比較するとクリック率が明らかに低い
- 改善のための施策
- バナーのクリエイティブを変更してみる
- バナーを表示する対象ユーザーを絞ってみる
ランディングページ
- ブロック分析によって発見した課題
- CTAボタン同士のクリック率を比較したところ、ページ最下部のCTAボタンのクリック率が一番低い
- 改善のための施策
- CTAボタンのクリエイティブ(文言、色など)を変更してみる
- CTAボタンの位置をもっと上に変更してみる
事例
#karte_blocks