本記事では、変更元のブロックを変更しながら、ブロックの前後追加も同時に行う方法や注意点についてご案内します。
変更元のブロックと変更ブロックの関係、仕様
KARTE Blocksでは、ページにあるオリジナルブロックに対して、配信条件におけるパターンごとに、1つの(変更)ブロックを配信することができます。
参考: ブロックを変更・配信する
ブロックの編集方法は、「選択したブロック自体を編集する(もしくは非表示にする)」 、もしくは「選択したブロックの前後にブロックを追加する」のいずれか一方から選べる仕様になっています。
前後にブロックを追加を選択すると、選択元のブロック自体の編集はできなくなります。
変更元のブロックを編集しながら、ブロックの前後追加を行う方法
上記仕様のため、変更元のブロックも編集したい場合は、以下の流れで実施します。
- 追加したいブロックのHTMLコードを準備する
- ページエディタ画面で、編集したいブロックを選択する
- ブロックの前後追加ではなく、選択したブロック自体を編集するメニューを選択する
- コード編集パネルを開き、1で用意したHTMLコードをコピー&ペーストし、コードを保存する
- 追加元のブロック、追加したブロックのいずれも編集できることを確認
コード編集でブロック追加時の注意点
KARTE Blocksでは、一つのブロックは一つの親要素で構成する必要があります。
そのため、コード編集でHTMLを追記してブロックを追加する際に、全体をdivタグやsectionタグ等で囲むなどの方法で、親要素が1つになるように記述・保存してください。
親要素が1つでない場合、エラーとなってHTMLコードを保存できません。
また、極端に文字数が多いと保存可能サイズを超過する場合があります。
保存できる: 親要素が1つになっている
<div>
<div> あいうえお </div> // - 変更元のブロック
<div> かきくけこ </div> // - 追加したいブロック
</div>
保存できない: 親要素が2つ以上になっている
<div> あいうえお </div> // - 変更元のブロック
<div> かきくけこ </div> // - 追加したいブロック
ブロック効果
こちらの方法でブロックの編集と追加を行った場合、追加した部分も含めて1つのブロックとして登録されます。
ブロックリスト画面でも、「オリジナルブロック」に対して、1つの「変更ブロック」として表示され、表示ユーザー数やクリック率が自動で計算されます。
追加した部分のみのブロック効果(クリック数など)を計測したい場合は、別途カスタムイベントを計測する等でご対応ください。