ここでは、監査ログ機能で出力した項目について説明します。監査ログ機能についてはこちらをお読みください。

概要

共通項目

監査ログの項目は、各プロダクト共通の項目と、プロダクト固有の項目からなります。ここでは、プロダクト共通の項目について説明します。

カラム 説明
id 監査ログのidを表示します。
date ログが発生した日時が、日本標準時(JST)で表示されます。
account_id 操作を行ったアカウントのidを表示します。
account_mail_address 操作を行ったアカウントのメールアドレスを表示します。
account_role 操作を行ったアカウントの権限グループを表示します。デフォルトのグループ以外は設定された権限グループのidが表示されます。
account_role_name 操作を行ったアカウントの権限グループ名を表示します。
ip_address 操作を行ったアカウントのIPアドレスを表示します。
organization_id 操作を行ったアカウントが所属する組織のidを表示します。
organization_name 操作を行ったアカウントが所属する組織名を表示します。
project_id 操作を行ったアカウントが所属するプロジェクトのidを表示します。
project_name 操作を行ったアカウントが所属するプロジェクト名を表示します。
product ダウンロード時に選択したプロダクト名が表示されます。

Account

ログイン、ログアウト、メンバー管理、権限管理に関する監査ログが取得できます。

カラム 説明
action_type invite,createといったアクションタイプを表示します。
result_success TRUE/FALSEを返します。
before_edit action_typeがupdateのログに対して、update前の値を表示します。
after_edit action_typeがupdateのログに対して、update後の値を表示します。

※ログイン/ログアウトのログ仕様について

  • ログインログは以下の画面いずれかから最初に入ったプロジェクトに記録されます。
  • 複数プロジェクトに所属していても、最初に入ったプロジェクトにしかログインログは記録されません。
  • プロジェクトAからプロジェクトBに切り替えても、プロジェクトBには何も記録されません
  • ログアウトログは、ログアウトボタンを押した時のプロジェクトに記録されます。
  • 以下のページに関してはログイン、ログアウトはどのプロジェクトにも記録されません。

KARTE Insight & Action

ユーザーデータ、紐付けテーブルに関する監査ログが取得できます。

カラム 説明
resource_id アクセスされたデータリソースのIDを表示します。
resource_type アクセスされたデータリソースのタイプを表示します。紐付けテーブルの場合はref_tableと表示されます。
resource_name アクセスされたデータリソース名を表示します。
action_type create,deleteといったアクションタイプを表示します。
result_success TRUE/FALSEを返します。
result_http_status HTTPステータスを返します。
result_error エラー結果を表示します。

紐付けテーブル(ref_table)

resource_typeref_tableのログが、紐付けテーブルに関する監査ログです。
紐付けテーブルに対するどんな操作のログか、action_typeをもとに説明をします。

action_type 説明
create.empty 空の紐付けテーブルを作成
create.csv CSVから紐付けテーブルを作成
update.name テーブル名を編集
delete テーブルを削除
view テーブルを閲覧
search.pk 主キーで検索
upload CSVアップロード
download.data CSVダウンロード
download.header CSVダウンロード (ヘッダのみ)
update.info 基本情報の編集
add.column スキーマの編集(カラム追加)
drop.column スキーマの編集(カラム削除)
update.ref_config 紐付け設定の編集

KARTE Datahub

Datahubに関する監査ログを取得できます。

カラム 説明
id 監査ログのidを表示します。
resource ID アクセスされたデータリソースのIDを表示します。
resource Name アクセスされたデータリソース名を表示します。
resource Type dataset, table, query等といったリソースタイプを表示します。
action_type create, update, delete等といったアクションタイプを表示します。
before_edit action_typeがupdateのログに対して、update前の値を表示します。※
after_edit action_typeがupdateのログに対して、update後の値を表示します。※
values 詳細ログです。createが行われた場合、リソースの設定内容が表示されます。※
error_message アクセスにエラーが発生した場合、エラーメッセージを表示します。

※ jobflowのスケジュールに記録されるタイムゾーンは協定世界時 (UTC)になります。

KARTE Live

プロダクト = 'mirror'を選択すると、Liveに関する監査ログを取得できます。

カラム 説明
resource_name リプレイ再生、データ削除といった操作をリソース名で表示します。
values 詳細ログです。resource Name(操作)によって記録される内容が異なるので、次項で詳細を説明します。

タグ設定に関する操作

Liveの録画処理を制御する設定変更。個人情報の取得に繋がる可能性のある操作

resource_name values
データ保存ステータス変更 id: なし, value: 変更後の内容
録画スクリプト設定変更 id: なし, value: 変更後の内容

データ削除に関する操作

Liveのデータを削除する操作。

resource_name values
データ削除 id: なし, value: 実行日時
ユーザーデータ削除リクエスト id: リクエストレコードのID, value: useridを含まない補足情報

閲覧に関する操作

Liveのデータを閲覧する操作。

resource_name values
リプレイ再生 id: 再生したLiveセッションID
リアルタイム再生 id: 再生したビジターID

その他設定操作

設定やメタデータの作成。

resource_name values
動画へのコメント(作成・更新・削除) id: 対象のコメントレコードのID, value: コメント内容を含まない補足情報(LiveセッションIDなど)
プレイヤー設定 id: なし, value: 変更後の内容
通知設定 id: なし, value: 変更後の内容