広告媒体への連携用のジョブフローでエラーとなった場合の対応方法について記載します。

権限設定起因のエラー

Google Ads

  • Unexpected error has occurred: (<_InactiveRpcError of RPC that terminated with: status = StatusCode.PERMISSION_DENIED details = "The caller does not have permission"・・・

  • The user list ID provided for the job is invalid.

  • TWO_STEP_VERIFICATION_NOT_ENROLLED

    • 原因:Google Ads広告アカウントでGoogleアカウントの2要素認証を必須にしているが、認証に使用しているGoogleアカウントで2要素認証が設定されていない可能性があります。
    • 対策:認証に使用しているGoogleアカウントに2要素認証を設定してください。解消されない場合は、サクセス担当までお問い合わせください。
  • An account administrator changed this account を含むエラー

    • 原因:広告APIに設定されているアカウントの設定がアカウント管理者により変更されています。
    • 対策:アカウントの設定を確認の上、広告APIの再認証を行ってください。
  • part of the resource name is invalid を含むエラー

    • 原因:コネクタの「ユーザーリストID」で指定したリソースへのアクセスが失敗しています。
    • 対策:「ユーザーリストID」が正しいか、指定したリソースにアクセスできる広告API設定になっているかを確認してください。

Meta広告

  • [{"users_received": 0, "request_error": {"message": "(#100) Data is missing or does not match schema", "type": "OAuthException", "code": 100, "error_subcode": null, ・・・

  • [{"events_received": 0, "execute_error": "Unexpected error occured at uploading personal_info: 403 POST https://storage.googleapis.com/upload/storage/v1/b/qd-personal-info-record- ・・・

    • 原因:媒体側のシステムユーザー設定が正しく行えていない可能性があります。
    • 対策:システムユーザーの設定をご確認の上、設定を見直してください。解消されない場合は、サクセス担当までお問い合わせください。
  • Something went wrong: Message: Call was not successful Method: POST Path: https://graph.facebook.com/v22.0/act_XXXXX/customaudiences

    • 原因:広告APIに十分な権限が付与されておらず Permission Error が出ています。
    • 対策:考えられる原因としては、広告APIがコネクタで更新するオーディエンスリストなどと紐づいておらず対象リソースの編集ができない、広告APIの権限が足りていない、広告APIの接続情報が間違っている、などがあります。これらをご確認ください。
  • unauthorized を含むエラー

    • 原因:広告API、もしくは広告アカウントの認証が失効している可能性があります。
    • 対策:権限の期限切れや媒体側での権限設定の変更が考えられます。広告APIおよび広告アカウントの再認証を行ってください。
  • Specified Object does not exist, cannot be loaded due to missing permissions, or does not support this operation. を含むエラー

    • 原因:広告APIに十分な権限が付与されておらず Permission Error が出ています。
    • 対策:広告APIがコネクタで更新するオーディエンスリストなどと適切に紐づいているか、APIの権限が十分か、接続情報が正しいかを確認してください。
  • API access deactivated を含むエラー

    • 原因:対象のコネクタについて、APIアクセスが媒体側で非アクティブになっています。
    • 対策:媒体側でAPIアクセスを有効化してください。
  • Access token is expired. Please re-authenticate を含むエラー

    • 原因:Meta Marketing API コネクタの広告APIでのアクセストークンが失効しています。
    • 対策:広告APIの再認証を行ってください。
  • Missing required parameter: refresh_token を含むエラー

    • 原因:広告APIで refresh_token が付与されていません。
    • 対策:広告APIを確認し、認証に失敗する原因がないかチェックしてください。

Yahoo!検索広告/Yahoo!ディスプレイ広告

  • Account(specified by x-z-base-account-id) not found
    • 原因:広告APIに設定されているアカウントIDが見つからず、広告媒体の認証に失敗しています。
    • 対策:広告APIの再認証を行ってください。

全媒体共通

  • PERMISSION_DENIED を含むエラー
    • 原因:広告APIに十分な権限が付与されていない可能性があります。
    • 対策:広告APIがコネクタで更新するリソースと適切に紐づいているか、APIの権限が十分か、接続情報が正しいかを確認してください。

データ起因のエラー

Google Ads

  • Error: tid : The value provided for parameter ‘tid’ is invalid.

    • 原因:クエリパラメータで指定している「tid」の値が間違っています。
    • 対策:正しい値を設定の上、再度ジョブを実行してください。
  • Error: (<_InactiveRpcError of RPC that terminated with: status = StatusCode.UNAUTHENTICATED ・・・ errors { error_code { authentication_error: CUSTOMER_NOT_FOUND } message: "No customer found for the provided customer id." }・・・)

    • 原因:ジョブフローで指定している「Google広告 ユーザーリストID」の値が間違っています。
    • 対策:正しい値を設定の上、再度ジョブを実行してください。

Meta広告

  • "validation_errors": [{"messages": ["Invalid format for phone number:'・・・'. Please check passed phone number."・・・

    • 原因:クエリで抽出した「電話番号」の値に不正文字列が含まれています。
    • 対策:クエリで抽出する際に置換等を活用し、国番号を含めた数字のみの形式となるようにしてください。
  • Error: [このイベントのタイムスタンプとして古すぎる値が送信されました。イベントは、7日以内のイベント発生時点で送信される必要があります。過去7日以内の、イベント発生時点のタイムスタンプを入力してください。]

    • 原因:クエリで抽出したイベントデータに、7日以前のものが含まれています。
    • 対策:7日以内のイベントデータのみが抽出されるように、パラメータを変更してください。
  • The imported event can't be recorded because its click occurred before this conversion's click-through window. Make sure you import the most recent data

    • 原因:クリックスルー期間外のデータが含まれていることでエラーが発生しています。
    • 対策:意図しないデータが送信されている可能性があります。頻発する場合は送信データにクリックスルー期間外のデータが含まれていないか設定を見直してください。

その他のエラー

Meta広告

  • {"users_received": 0, "request_error": {"message": "Failed to update the custom audience", "type": "OAuthException", "code": 2650, "error_subcode": 1870145, "is_transient": false, "error_user_title": "AudienceUpdateInProgess", "error_user_msg": "You can't replace a customer list Custom Audience that is in the process of being updated. Wait for the audience availability to become "Ready " and try again.", ・・・}

    • 原因:媒体側のオーディエンスのステータスが「更新中」になっています。
    • 対策:利用可能ステータスになってから再度ジョブを実行してください。
  • request_error: API access disrupted. Go to the App Dashboard and complete Data Use Checkup・・・

    • 原因:データの使用状況の確認(DUC)が実施されていません。
    • 対策:データの使用状況の確認(DUC)を実施した上で、再度ジョブを実行してください。(詳細はデータの使用状況の確認をご確認ください。)

全媒体共通

  • Could not create a custom audience because one with the same name already exists

    • 原因:同じ名前のカスタムオーディエンスがすでに存在するため、新しいオーディエンスを作成できません。
    • 対策:異なる名前でオーディエンスを作成するか、既存のオーディエンスを削除してから再度実行してください。
  • audience list add request error:Duplicate.

    • 原因:オーディエンスリストの新規作成時にIDが重複していることで、新規作成に失敗しています。
    • 対策:既存のオーディエンスリストのIDを確認し、重複したIDを避けて再度実行してください。
  • Request completed, but success rate is too low: 0(success) / xx(sent) = 0

    • 原因:原因不明のエラーが発生しています。
    • 対策:再度ジョブの実行をお試しください。それでもエラーが解消しない場合は、サクセス担当にお問い合わせください。

ステータスが「エラー」になったジョブを再度実行するには

グローバルナビゲーションから「コネクタ」を開き、エラーになったコネクタを選択します。
右ペインに「今すぐ送信」ボタンが表示されますので、こちらを押下いただくことで直ちにコネクタの送信ジョブが実行されます。

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