ユーザーラベル」機能を使うことで、個別のユーザーに対して、手動で任意のラベリングを行えます。
ここでは、ユーザーラベルが付与されているビジター状態のユーザーに対して、ユーザーマージが発生してメンバー状態となった場合の挙動について説明します。

挙動

挙動としては次のとおりです。

  • ビジター状態のユーザーに付与したラベルは、画面上から削除されます
  • ビジター状態のときに、所属していたセグメントには、引き続き所属します

画面上から削除されるため、ラベルを継続して管理したい場合は、メンバー状態のユーザーに対してラベルを付与してください。

実際の例

上記の挙動は、たとえば、次のようなときに発生します。

  1. あるビジター状態のユーザーストーリー画面を開く

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  1. ラベルを付与する

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  1. 任意のセグメントを作成する

    • ここでは、ユーザーラベルの挙動について確認したいので、ラベル付与時に発生するmanual_labelイベントを利用したセグメントを作成しています
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    • 任意のイベントを発生させると、3で作成したセグメントに所属していることがわかります
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  2. メンバーへとユーザーマージさせる

    • ユーザーマージ後のuser_idとなっていることがわかります
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    • 「ラベルなし」となっており、ラベルが外れていることがわかります
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    • 3で作成したセグメントに引き続き所属していることがわかります
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