概要
ファネルレポートは、ゴール達成に至るまでのユーザーの行動・施策効果を可視化し、ファネルの「どこ」に「どの施策」が効いているかが、一目でわかる機能です。
設定したファネルに基づいて各ステップの到達率を確認し、改善インパクトの高い中間ステップを特定することで、次の施策立案に向けた根拠を得ることが可能です。
すべてのメニュー > Insight > ファネルレポート より実際の画面を確認できます。
このドキュメントでは、ファネルレポートの概要や活用シーンなどについて説明します。
基本的な考え方:ファネル分析とは
ファネル分析は、ユーザーの行動を「段階的な流れ」として捉える分析手法です。例えば、ECサイトでは以下のような流れを想定できます。
商品閲覧 → カートに追加 → 購入手続き → 購入完了
この各段階を「ステップ」と呼び、どのステップまで到達したユーザーが何人いるかを計測します。
基本的な機能
1. 主要KPIのデータを時系列で分解・前期前年比も含めて可視化

日次推移のデータを表示
これまでKARTEでは確認できなかった、ファネルデータの日次推移が確認できるようになりました。これにより、月毎のトレンド把握や、異常値発見がしやすくなります。
前年比・前期比のデータと比較
前期比(直近30日の30日前)、前年比(直近30日の13ヶ月前)との比較もできるため、より長期のデータと併せて確認することができるようになりました。
適した中間ステップをサジェスト
KARTEに溜まったユーザーの行動データから、最終ステップ達成に、統計的に有意な中間ステップを提案する「おすすめのステップ」という機能も実装。KPIに至るファネルを作る際にどの中間ステップを選ぶべきか、迷う必要がなくなります。
例)流入→カート→購入というファネルの2ステップ目に、「お気に入りを2回以上活用」「商品詳細ページを2回以上閲覧」などのステップを提案
2. 任意のKPIに関連する施策を一覧化

ゴールごとの結果を一覧化
ファネルのステップに紐づいた施策が一覧で表示されます。これにより、同一ユーザーの流れで表示される接客を一度に可視化し、その効果を比較・検討することが容易になります。
任意のKPIへの効果も可視化
「ファネルステップの指標」という機能を活用することで、各施策が表示、またはクリックされた後、ファネルの各ステップをどれくらい達成しているかを確認することが可能です。
これにより、中間ステップ向けに作った施策が、ファネルのゴール(KPI)にどれくらい貢献しているかを可視化することも可能です。
主な活用シーン
ファネルレポートの使い方のヒントを紹介します。
ゴール達成における課題を見つけたいとき
使い方: サマリー部分で、各ステップの到達率を確認します。
例: 「商品詳細ページ閲覧」から「カートイン」への到達率が5%と低い場合、商品詳細ページに改善の余地があると判断できます。

2. キャンペーンの効果を確認したいとき
使い方: チャート部分で、キャンペーン前後の数値変化を確認
例: セール開始日に購入数が急増していれば、キャンペーンが効果的だったと判断
3. 接客の効果タイミングを知りたいとき
使い方: テーブルの数値セルをクリックして、チャートで推移を比較
例: 特定の接客サービスがどの日に効果を発揮したかを、ステップ数の変化と合わせて確認できます
4. 短期・長期のトレンドを把握したいとき
使い方: 期間や表示単位を変更して比較分析
例:
- 日単位で見ると曜日による購入パターンが分かる
- 月単位で見ると季節要因による影響が分かる
次のステップ
ファネルレポートの作成/編集方法について確認しましょう