ユーザー構成比のご利用には、ベータ版利用規約への同意と、プラグインの解放が必要です。
利用を希望される場合は、アプリストアの「KARTE Insightのアプリ一覧」から「ユーザー構成比」を選択し、規約を確認の上インストールの実施をお願いいたします。
また、β機能のため予告なく仕様変更になる場合がございますが、ご了承ください。
概要
ユーザー構成比やユーザータイプ分析で活用されるユーザー指標について、アプリのデータを集計する場合いくつか注意点があります。この記事ではアプリでユーザー指標を利用する場合の注意点をまとめています。
前提:ユーザー指標とは
ユーザー指標とは、ユーザーごとのイベントデータを任意の条件・期間で集計したものです。
詳しくは下記のページもご参照ください。
1. 流入経路の分析をする際の注意点
- ユーザー指標には、流入経路に分類されるプリセットのユーザー指標があります。
- 例:直近1ヶ月で最も多かった流入経路、直近1ヶ月で最も多かったutm_source、直近1ヶ月で最も多かった流入元URL、など
- これらはutm_sourceやURLのリファラの情報を取得しているため、アプリにおいては計測されません。
- アプリにおける流入経路である、インストール経路や起動経路を集計する場合は、adjustやappsflyerなどのSDKと連携し専用のイベントを発生させる必要があります。
- 専用のイベントが発生している場合は、例えばユーザー構成比の場合、下記の手順に沿ってユーザー指標を作成し、アプリの流入経路の可視化が可能です。
2. ウェブとアプリを両方計測している場合の注意点
ウェブとアプリを両方導入している場合、プリセットのユーザー指標については下記の注意が必要です。
- プリセットのユーザー指標の中で、viewイベントをもとにしたユーザー指標はウェブのデータのみが集計対象になるものがあります。
- 例:直近1ヶ月で最も多かったutm_source、画面サイズ (横)、直近1ヶ月の合計タブアクティブ時間 (秒)、など
- ユーザー指標名にカーソルをあてると、集計定義が表示されます。アプリで発生していないフィールドが集計対象となっている場合は、webのデータのみ集計されます。
- ウェブとアプリ両方で発生しているイベントやフィールドを集計しているユーザー指標は、ウェブとアプリ両方のデータを合算した集計になります。
- 例:直近1ヶ月で最も多かったOS名、直近1ヶ月の購入回数、直近1ヶ月で最も多くアクセスした時間、など
- ウェブ/アプリのみで絞りたいときはユーザー指標作成時に「イベントの絞り込み条件」から_sourceの値をご指定ください。
- 例
- アプリに絞りたい場合:_sourceが「app」を含む
- アプリ内webviewのみに絞りたい場合:_sourceが「webview」を含む
- ウェブに絞りたい場合:_sourceが「web」を含む
- 例
3.プッシュ通知関連のイベントについての注意点
アプリにおけるプッシュ通知について、KARTEではターゲット配信とMessage(β)の2種類の方法があります。
- ターゲット配信の場合、配信成功(talk_message_send)や開封(talk_message_open)などのイベントが発火します。これらをユーザー指標として集計することで、可視化が可能です。
- Message(β)をご利用の場合、仕様としてKARTEのイベントが発生しないため、ユーザー指標としての集計は出来ません。