▲注意▲
ユーザー構成比のご利用には、ベータ版利用規約への同意と、プラグインの解放が必要です。

利用を希望される場合は、アプリストアの「KARTE Insightのアプリ一覧」から「ユーザー構成比」を選択し、規約を確認の上インストールの実施をお願いいたします。

また、β機能のため予告なく仕様変更になる場合がございますが、ご了承ください。

概要

ユーザー指標とは、ユーザーごとのイベントデータを任意の条件・期間で集計したものです。
このドキュメントでは、以下を説明しています。

  1. ユーザー指標の集計
  2. ユーザー指標の可視化イメージ
  3. ユーザー指標の集計ロジック
  4. セグメント・ディメンションとの違い

ユーザー指標の集計

数値データを用いたユーザー指標の集計

任意の期間で、ユーザーに発生した任意のイベントの発生数、またはフィールドの値を集計します。

  • 選択可能な集計方法
    • イベントの発生数
    • フィールドの合計値
    • フィールドの最大値
    • フィールドの最小値
    • フィールドの平均値
  • 選択可能な期間
    • 直近1週間
    • 直近1ヶ月
    • 直近3ヶ月
    • 直近6ヶ月

※例
ユーザーの「buyイベント」と「buyイベントのitem.priceフィールド」の値から、「直近nヶ月のbuyイベントの発生数(3回)」、「item.priceフィールドの合計値(24,000円)・最大値(12,000円)・平均値(8,000円)」がユーザー指標として集計されます。
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文字列データを用いたユーザー指標の集計

任意の期間で、ユーザーに発生した任意のイベントのフィールドの値を集計します。

  • 選択可能な集計方法
    • フィールドの値の種類数
    • フィールドの最も多い値
    • フィールドの最後の値
  • 選択可能な期間
    • 直近1週間
    • 直近1ヶ月
    • 直近3ヶ月
    • 直近6ヶ月

※例
ユーザーの「buyイベントのitem.categoryフィールド」の値から、「item.priceフィールドの値の種類数(2)、最も多い値(トップス)、最後の値(トップス)」がユーザー指標として集計されます。
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ユーザー指標の可視化

ユーザー指標は、ユーザーの構成比率をチャートにして確認することができます。
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ユーザー指標の集計ロジック

  • 集計対象ユーザー

    • 直近1ヶ月に来訪したユーザーが集計対象です
  • 集計の対象期間

    • 現在の2日前を起点日として、直近1週間/1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月のデータを対象としています

    ※例:12/15に「直近1週間の来訪回数」の指標を見る場合

    • 12/15の2日前を起点日とする
      • 集計対象は直近1ヶ月(11/13~12/13)に来訪したユーザー
      • 上記ユーザーの直近1週間(12/7~12/13)のデータが集計されます

    ※ユーザー指標は、世界標準時(UTC)を基準に集計・表示しています

  • ユーザー指標の集計タイミング

    • 新規作成の指標
    1. 作成後、5時間以内に集計が開始され、開始後、1時間以内に集計が完了します
    2. 集計が完了し、指標に該当するユーザーがいない場合、「該当ユーザーがいません」と表示されます
    • すでにある指標
    1. 日本時間0:00のタイミングで最新のデータ(2日前を起点日とするデータ)に切り替わります

セグメント・ディメンションとの違い

ユーザー指標の、セグメント・ディメンションとの大きな違いは以下です。

ユーザー指標 セグメント ディメンション
特徴 ユーザー指標を作成後、条件に合致するユーザーのデータを過去に遡って集計します。
イベントやフィールドのデータを柔軟に集計することができます。
セグメントの作成以降に来訪し、条件に合致したユーザーが過去データも含めてグルーピングされます。 ディメンションの作成以降に来訪し、条件に合致したユーザーが過去データも含めてグルーピングされます。
集計タイミング 日次のバッチ処理により集計(詳しくは「ユーザー指標の集計ロジック」に記載) リアルタイム リアルタイム
主な利用先 ユーザーの構成比の理解など 接客やユーザーリストの絞り込みなど ユーザーの特定の項目(購入金額/来訪回数等)での分析など