ユーザータイプ分析のご利用には、ベータ版利用規約への同意と、プラグインの解放が必要です。
利用を希望される場合は、担当のカスタマーサクセスもしくはチャットサポートにご連絡ください。
また、β機能のため予告なく仕様変更になる場合がございますが、ご了承ください。
概要
ユーザータイプ分析は、行動データをもとにしたロイヤルティ分析ができる機能です。
具体的には、ユーザーを「群」で可視化(例:直近6ヶ月間の来訪回数が3回のユーザー群)し、定量的に傾向を把握できます。ロイヤルティという軸から見るべきユーザー群を発見し、特徴を深掘ることができます。また、ユーザーを群と個人の両面で捉えることで、事業インパクトのある施策の企画や事業指標をもとにした施策の効果検証がしやすくなります。
本記事では、「ユーザータイプ分析」の概要について説明します。詳細については別記事を本記事の下部にご用意していますので合わせてご覧ください。
ユーザータイプ分析でできること
ユーザータイプ分析では主に以下を行うことができます。
- ユーザーを群で可視化する(以下、ユーザータイプ)
- ユーザータイプの行動・属性分析や、ユーザータイプ同士の比較による特徴を把握する
- ユーザータイプごとにロイヤルティや人数の推移などの変化を捉える
機能について
ユーザータイプを2種類作成できます。
概要は以下となります。
詳細を知りたい方は「ユーザータイプとは」もあわせてご覧ください。
1. ロイヤルユーザータイプ
「ピラミッド」・「マトリクス」・「ライフサイクル」の3つのテンプレートをご用意しています。事業成長につながる指標(来訪回数やLTVなど)をもとにユーザーをMECEに分類し、可視化することができます。
◯ピラミッド
主要な指標を一つ定めて、5段階に顧客を分類できます。
例)購入回数が0回・1回・2回・3回・4回以上で5つに分類
◯マトリクス
主要な指標を二つ定めて、4象限に顧客を分類できます。
例)流入回数が5回以上/未満 × 購入金額が10,000円以上/未満で4つに分類
◯ライフサイクル
初来訪の時期、再訪問までの期間で新規、復帰、継続の3つに分類できます。
例)
- 新規ユーザー:直近1ヶ月以内に初来訪したユーザー
- 復帰ユーザー:1ヶ月前~2ヶ月前の間に来訪がないかつ1ヶ月以内に来訪があるユーザー
- 継続ユーザー:1ヶ月前~2ヶ月前の間に来訪があるかつ1ヶ月以内に来訪があるユーザー
2. ノーマルユーザータイプ
特定の条件で絞り込みを行いユーザーを分類します。ロイヤルユーザータイプとは異なり、MECEではありません。ユーザー行動や属性などロイヤルティ以外の軸でユーザーを分類し、特徴や変化の分析に活用します。
例)流入経路別でユーザーを分類
ユーザータイプ分析の使い方
別記事をご用意していますので合わせてご覧ください。
- ユーザータイプの作り方と設定変更の仕方
- ユーザー指標の作り方(ユーザータイプ分析)
- ユーザータイプ分析のトップ画面で全体感を把握する
- ユーザータイプを比較する
- ユーザータイプの詳細画面で特徴と傾向を知る
- ユーザータイプ分析:ユーザータイプの変化ダッシュボード
- ユーザータイプ分析:ニュース機能
その他記事は以下からご確認ください
ユーザー指標の集計方法と集計対象
以下2点にご注意ください。
- ユーザータイプを作成する際に利用する「ユーザー指標」は、日次深夜にバッチ処理で集計を行います
- セグメント、ディメンションなどリアルタイムで集計を行う指標と集計方法やタイミングが異なります
- 集計対象が「直近1ヶ月に来訪したユーザー」となります
ユーザー指標の集計と集計ロジックの詳細な仕様については「ユーザー指標とは?」をご確認ください。
権限について
KARTEでは、ご利用アカウントごとに権限を設定できます。
アカウント権限が閲覧者(viewer)の場合は、ユーザータイプを作るなどの一部の機能がご利用になれません。
設定ができない時は、一度権限をお確かめください。
詳細は、「アカウントの権限設定」をご確認ください。