ユーザータイプ分析のご利用には、ベータ版利用規約への同意と、プラグインの解放が必要です。
利用を希望される場合は、担当カスタマーサクセスもしくはチャットサポートにご連絡ください。
また、β機能のため予告なく仕様変更になる場合がございますが、ご了承ください。
概要
ユーザータイプの変化ダッシュボードを活用することで、あるユーザータイプから他のユーザータイプに変化したユーザー数や特徴、よく当たっていた接客などを確認することができます。
これにより、ユーザー変化に効果のある接客を確認したり、変化するユーザーにはどのような特徴があるかの深掘りをすることが可能です。
本ドキュメントでは、ユーザータイプ変化ダッシュボードの概要と作り方、使い方について説明しています。
ユーザータイプの変化ダッシュボードとは
1. ユーザータイプ名
設定した変化前、変化後ユーザータイプが表示されます
2. 変化人数、転換率、平均転換日数
変化量について表示しています
変化人数
「変化前ユーザータイプ」だったユーザーで、表示期間内に一度でも「変化後ユーザータイプ」に変わった人数が表示されます
変化前ユーザーから一度変化した後に変化前ユーザーに戻った場合でも、変化したユーザーとして集計されます
- 例:変化前ユーザータイプを「セッションあたりpv数が5回」、変化後ユーザータイプを「セッションあたりpv数が10回」とした場合で、あるユーザーが3回のセッションで「pv数5回」→「pv数10回」→「pv数5回」になった場合も、変化したユーザーと捉えられます
※変化人数は、⑥のフィルター条件にて、 表示期間や表示範囲を変えると、その期間の数値に変更されます
転換率
- 変化人数/表示期間内に「変化前ユーザータイプ」の状態でセッションが発生したUU
平均転換日数
- 表示期間内に変化後ユーザータイプに変わったユーザーの、平均転換日数
- 変化前ユーザータイプに所属していた期間を、表示期間の開始日から過去半年間に遡って集計し、転換までにかかった期間を算出します
- ※直近1ヶ月に関しては日次で、直近1ヶ月以前〜表示期間の開始日から過去半年間に関しては各月末の時点で、変化前ユーザータイプに所属していたかどうかを判定しています
- 表示期間内に変化後ユーザータイプに変わったユーザーの、平均転換日数
3. 変化したユーザーの推移
変化したユーザー数をバーチャート、変化率をラインチャートで可視化しています。
4. 変化率のファネル
変化前ユーザーと変化後ユーザーをファネルで表示しています。
ファネル下のユーザー数をクリックすることで、各ユーザータイプの詳細を確認することができます。
- クリックしたファネル部分に該当するユーザー数
- 同時に所属していたユーザータイプのユーザー数と割合
- 該当ファネル部分に所属しているユーザーのリスト
- クリックすることで該当のユーザー情報を詳細で確認したり、ユーザーストーリーに遷移することが可能
- ソートの変更
- ユーザーリストに表示するユーザーの順番を変更可能
- 例)来訪日数が多い順/少ない順、購入回数が多い順/少ない順など
- 表示項目の変更
- ユーザーリストのテーブルに追加するカラムを変更可能
- 例)来訪回数、購入回数など
- CSVダウンロード
- 表示されているユーザーリストと、直近4週間の来訪回数など項目の値をCSVダウンロード可能
※1000人が上限
- 表示されているユーザーリストと、直近4週間の来訪回数など項目の値をCSVダウンロード可能
5. テーブル
ユーザータイプ、セグメント、イベント、接客の軸ごとに変化の内訳を表示できます。
各軸について、変化後ユーザーの所属/発生は以下として集計されています。
- ユーザータイプ、セグメント
- 指定された期間の最後の値
- イベント、接客
- 変化日の前日〜当日に発生したもの
また、テーブルの表頭の定義は以下です。
- UU数
- 対象のユーザータイプ/セグメント/イベント/接客に該当するすべてのユーザー数
- 含有率
- 対象のユーザータイプ/セグメント/イベント/接客に該当するユーザーの中で、ファネルに関与するユーザーの割合
- 含有UU
- 対象のユーザータイプ/セグメント/イベント/接客に該当するユーザーの中で、ファネルに関与するユーザー数
- 転換率
- 含有UUを母数として、ユーザータイプが変化したユーザーの割合
- 転換UU
- 対象のユーザータイプ/セグメント/イベント/接客に該当する人のうち、ユーザータイプが変化したユーザー数
6. フィルター条件
適用中の条件
現在ダッシュボードに適用中の条件について表示しています。
手元で設定を変更した場合、変更された条件は全体には適用されません。
リセットを押下すると、全体の設定に戻り、全体に適用するを押下すると、表示中の設定が全体の設定に適用されます。
変化率の表示軸
⑤のテーブルで、表側に表示する軸をユーザータイプ、セグメント、イベント、接客から選択できます。
変化率を表示する値
テーブルに表示する値を選択できます。
デフォルトの状態では、含有UUが多い上位100件の値が表示されています。表示期間
データを表示する期間を変更できます。
※変化前と変化後のユーザータイプのうち、新しいユーザータイプの作成1ヶ月前からのデータが表示可能です。表示単位
データを表示する日付の単位を変更できます。
表示範囲
データを表示する範囲を変更できます。
変化したユーザー数の表示
③の変化したユーザーの推移でのユーザー数の推移を、累積で表示するか1日ごとに表示するかを選べます。
ユーザータイプの変化ダッシュボードの作り方
ユーザータイプの変化ダッシュボードの作り方は以下のとおりです。
- 全てのメニュー > Insight > ユーザータイプ分析 > ユーザータイプの変化ダッシュボードのタブを選択
- (画面画像はfix後掲載)
- 変化前、変化後のユーザータイプを選択し、次へを押下
- 名前をつけ、作成を押下
使い方
ユースケースごとの使い分けについては、こちらの記事で説明しています。