ユーザータイプ分析のご利用には、ベータ版利用規約への同意と、プラグインの解放が必要です。
利用を希望される場合は、担当のカスタマーサクセスもしくはチャットサポートにご連絡ください。
また、β機能のため予告なく仕様変更になる場合がございますが、ご了承ください。
概要
ユーザータイプ分析を活用する上で、イベントができる限り整備されている状態が理想です。この記事ではユーザータイプ分析を活用する上で推奨しているイベント実装について記載します。
前提:ユーザータイプ作成に用いるユーザー指標について
- ユーザータイプの作成や分析をする際、ユーザー指標が必要です。ユーザー指標を用いてユーザータイプの条件指定をしたり、分析を行います。
- ユーザー指標とは
- ユーザー指標の例:直近3ヶ月の来訪回数、直近1ヶ月の購入回数、流入経路など
- ユーザー指標の例:直近3ヶ月の来訪回数、直近1ヶ月の購入回数、流入経路など
- ユーザー指標とは
- ユーザー指標の利用シーン
- ユーザータイプ作成画面において、ユーザー指標の値で条件を指定します。
- 特定のロイヤルユーザーの行動特徴を分析する際に、ユーザー指標を使います。
- 例:直近1ヶ月で最も閲覧したカテゴリ、など
- 例:直近1ヶ月で最も閲覧したカテゴリ、など
- ユーザータイプ作成画面において、ユーザー指標の値で条件を指定します。
プリセットのユーザー指標について
- ユーザー指標にはプリセットのものとカスタムのものがあります。view、buy、identifyなど主要なイベントについては、KARTEの推奨スキーマで送られている場合、プリセットのユーザー指標が自動作成されます。
- プリセットのユーザー指標はカスタムの指標と比べて、設定不要、かつ通常最大5時間かかるユーザー指標の集計を待つ必要がなくなるというメリットがあります。
- プリセット指標の例
- プリセット指標の例
推奨のイベントスキーマ
ユーザータイプ分析においてプリセットのユーザー指標として集計している代表的なイベントはview(web/webviewのみ)、buy、cart、identify、attributeです。
web/webview画面において、viewイベントは計測タグで共通のスキーマが送信され実装担当者の方でスキーマを考慮する必要がないため、ここではview以外のイベントについて推奨のスキーマを記載します。
buy,cartイベント
- 金額: price
- 大カテゴリ: l_category_name or l_category_cd(大カテゴリコード)
- 小カテゴリ: s_category_name or s_category_cd(小カテゴリコード)
- ブランド: brand_name or brand_cd(ブランドコード)
- エリア: area_name or area_cd(エリアコード)
- 商品ID: item_id
- 商品名: name
identify,attribute イベント
- 性別: gendar
- 都道府県: pref or pref_cd(都道府県コード)
- 年齢: birth_year or birth_date or age
※推奨スキーマはイベントストアにおいて定義されているものと同じです。
上記のスキーマで実装いただくと、ユーザー指標をカスタムで都度設定しなくても、プリセットで用意されているユーザー指標を活用することができます。
補足
- 繰り返しになりますが、推奨スキーマで送られていることで、購入系の情報やユーザー属性の情報であれば設定不要・集計を待たずすぐに活用できるというメリットがあります。
- 一方、推奨スキーマで送られていない場合も、必要なデータがイベントとして送られていればカスタムでユーザー指標を作成することができるのでご安心ください。