KARTE Blocksでは、指定のURL条件を満たすページへユーザーが到達した場合に「ゴール」として計測し、配信条件・パターンごとの効果やブロック別の効果として集計する機能を提供してきました。
今回、効果計測・分析に関する機能改善の一環として、従来のゴール機能を停止・廃止し、より柔軟な条件で計測できるゴール機能(※)へ新たに統合いたします。
※ 「KARTE Insight」で提供しているゴール機能を指します。 すでにKARTE Insightのゴール機能をご活用いただいている場合、そのままご利用いただけます。
現在は機能改善途中のため、期限日までは旧ゴール機能の併用をお願いいたします。
なお、2023年6月現在、移行期限を延長しております。具体的な期日が判明次第、ご利用者様全体に向けてご連絡します。
移行に関するご質問・ご相談はチャットサポート窓口までお願いいたします。
対象プロジェクト
- KARTE Blocksをご利用中の全てのプロジェクト
- KARTE Insightをすでにご契約・ご利用いただいているプロジェクトを含む
移行手順
0.KARTEタグの設置対応が完了していることを確認
新ゴール機能では、KARTEタグで計測したデータを元に設定、並びに計測を行います。 詳しくは以下記事をご覧ください。
2023年1月末期限: KARTE Blocksの効果計測を行うタグ(KARTEタグ)の追加設置対応のお願い
1.旧ゴール機能で設定されている内容を確認
KARTE Blocksで設定できるゴールでは、以下のように指定URL条件への到達で判定しています。
新ゴールへ移行を行う上で、どのような条件で現在設定されているか確認してください。
2.新ゴール機能の新規作成
グローバルナビゲーションから、「ゴール」をクリック。新しいゴール機能画面が別タブで表示されます。
「作成」ボタンを押して、新しくゴールを登録してください。
- ゴール種別: 「最終ゴール」または「中間ゴール」を選択
- どちらを選択しても機能上の差異はなく、管理目的でご活用ください
- ゴールタイプ: 「ページ閲覧」を選択
- ページ条件: 先ほど確認したURL条件で入力
※ 新しい「ゴール(β)」機能の詳細はこちらからご確認ください。
2と3をゴール設定ごとに繰り返す
上記の移行作業を、現在の旧ゴール設定に対し1つずつご対応お願いします。
全てのゴールの設定を移行できたら完了です。
旧ゴールの設定は削除せず、新ゴールと併用してください。
FAQ
旧ゴールの併用が必要な理由は?
配信条件一覧に表示されるゴールUU数(およびゴール率等)の集計において、「初回来訪1PV目の来訪ユーザー」の一部が計上されないケースがございます。
※ ブロックの変更・配信自体は正しく行われます。
具体的仕様について
KARTE Blocksでブロックの変更・配信を行った際に、KARTEの計測タグで発行しているビジターID(ブラウザのローカルストレージに保存)を取得の上、ゴールを集計しています。
そのため、ブロックの配信時にKARTEのビジターIDがない場合は、配信効果をこちらのゴールで集計することができません。
新ゴール機能を活用した効果計測・集計の仕組みを改善の上、配信条件一覧におけるゴールUU数および関連指標がより精緻に集計できるようになった上で、旧ゴール機能の完全廃止を予定しております。
続報をお待ちください。
KARTE Insightを併用している場合でも移行必要?
はい、基本的には全プロジェクトが対象です。
すでにKARTE Insightのゴール機能を利用していても、KARTE Blocksのゴール機能を利用している場合には期日までの移行対応をお願いします。