KARTE Blocksでは、ページ内の対象要素(DOM要素)をCSSセレクターで識別し、管理画面で設定したブロックを静的に配信します。
そのため、どの要素に対してブロックを配信するか、また、サイト側でどのような実装をされているかによって、ブロックを配信することでサイト側で実装されている元々の挙動が正しく動作しないことがあります。
注意が必要な代表例
注意が必要な代表例を以下に列挙します。
なお、サイト側の実装形式によっては、ブロックを配信しても元々の動作が問題なく行われる場合もあれば、回避策に記載した方法では対応できない場合もあります。
テスト配信などを行い、実際のサイトで問題なく配信できているか等ご確認ください。
ケース | 起きること | 回避策の有無・回避策の例 |
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レコメンドやランキングなど、ユーザーや閲覧ページ、タイミングによって動的に表示コンテンツを変えている要素 | 設定したブロックの内容で固定されてしまう | ・基本的に回避策なし ・ブロックにスクリプトを記述し、APIで要素を取得する、等のカスタマイズで対応できるケースもあり |
カルーセル/スライドバナー | 動かない | ・カルーセル・スライドバナーを動かすためのスクリプトをブロックに記述する ・ブロックを配信する対象要素を変える(例: カルーセル全体を対象とせず、一つ一つのスライド部分を分けてブロック登録・配信する) ・ブロックストア内のカルーセルテンプレートに置き換える |
カルーセル/スライドバナー | 動かしても、常に同じ内容が表示されたり、異なる順番で表示される | ・オリジナルブロックのCSSセレクタを見直す。意図した要素がブロックの配信対象となるように調整する ・ブロックストア内のカルーセルテンプレートに置き換える |
アコーディオンやハンバーガーメニュー | 開閉しない | 開閉させるためのスクリプトをブロックに記述する |
スクリプトでクリックイベントが発火するよう設定された要素 | クリックイベントが発生しない | クリックイベントを発火させるためのスクリプトをブロックに記述する |
技術的なサポート・カスタマイズが必要となり、通常のサポート窓口ではご対応いたしかねます。
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また、弊社側では貴社サイトの仕様は分かりかねますので、詳しくはサイトを保守・運用されている技術ご担当者・エンジニアにご確認ください。