SMS送信に必要なフィールド

SMSの送信のためには、identifyイベントで次のフィールドを連携する必要があります。

フィールド名 データ型 サンプル 説明
phone 文字列型 '09012345678' 配信先となるエンドユーザーの電話番号
phone_subscribe 真偽値型 true/false SMS配信許諾

タグ経由でユーザーデータを取得する場合

ユーザータグの設置をご確認の上、ユーザー情報を取得するすべての箇所にユーザータグを設置ください。

タグサンプル

SMS配信に最低限必要なフィールドのみ連携するサンプルを紹介します。実際には、その他のユーザー情報をまとめて送ることもできます。

<script>
krt('send', 'identify', {
  user_id: 'xxx123', // 実際は個別のuser_idが入ります
  phone: '09012345678', // 実際は個別の電話番号が入ります
  subscription: true // 実際は個別のSMS配信許諾が入ります
});
</script>
ユーザータグで`phone`を送信した場合、`international_phone`というフィールドが自動で追加されます。値には、`phone`で連携された電話番号を元に生成された「国際化された電話番号(ハイフンなし)」が設定されます。
(`international_phone`というフィールドが明示的に指定されている場合は、その値が優先されます。)

ユーザータグで送信されたイベントの例

null

自動で生成されるinternational_phone
null

テンプレートを利用してユーザーデータを取得する場合

phoneとphone_subscribeの両方を取得する

アンケート形式のテンプレートを利用して、ユーザーの電話番号を取得することも可能です。

ユーザーが電話番号を入力してボタンを押すと、identifyイベントが発生し、 phone と phone_subscribe の2つのフィールドが連携されます。

接客サービスの作成

通常の接客サービスと同様の手順で新規接客サービスを作成します。

対象ユーザー

  • 電話番号(phone)を取得したい任意のユーザーのセグメントを設定します。

アクション

  • 次のテンプレートをベースにアクションを設定します
    • [ユーザーに「聞く」] > [Talkパーミッション取得] > [パーミッション+電話番号(SMS)]

null

配信ページ/公開設定

  • 配信ページと公開設定の設定を行い公開します。

phone_subscribeのみを取得する

すでにエンドユーザーの電話番号(phone)が取得できている場合は、SMS配信許諾(phone_subscribe)のみを取得することも可能です。

接客サービスの作成

通常の接客サービスと同様の手順で新規接客サービスを作成します。

対象ユーザー

  • SMS配信許諾(phone_subscribe)を取得したい任意のユーザーのセグメントを設定します

アクション

  • 次のテンプレートをベースにアクションを設定します
    • [ユーザーに「聞く」] > [Talkパーミッション取得] > [SMS許可専用テンプレート]

null

配信ページ/公開設定

  • 配信ページと公開設定の設定を行い公開します。