配信実行履歴は、KARTE Messageで実行された各配信状況を確認できる機能です。 キャンペーンごとに、実行された配信IDの一覧や、個別の配信詳細を確認できます。
配信IDは、キャンペーンが実行されるたびに新しく発行されます。 定期配信や手動で複数回実行するキャンペーンの場合、1つのキャンペーンに複数の配信IDが記録されます。
配信実行履歴で確認できること
配信実行履歴を活用することで次のようなことを確認できます。
配信結果の速報確認: 各配信の送信数・失敗数・開封数・クリック数をリアルタイムに近い形で確認できます
画面構成
配信実行履歴は大きく分けて3つの画面で構成されています。
1. 一覧画面
キャンペーン一覧からキャンペーンを選択し、「配信実行履歴」タブを開くと表示されます。
2. 詳細画面
一覧画面で配信IDをクリックすると表示されます。
3. クエリログ画面
詳細画面のタブから「クエリログ」を選択すると表示されます。配信対象となったユーザーや、埋め込み変数に渡された内容を確認できます。
詳しくは クエリログ をご覧ください。
集計項目
ここでは、「一覧画面」「詳細画面」で集計される項目について説明します。
集計項目は、配信の各ステップで自動的に記録されるイベントをもとに算出されます。各イベントの詳細については KARTE Messageにおけるイベント をご覧ください。
一覧画面
一覧画面では、各配信IDの基本情報と集計結果が表示されます。
なお、一覧画面と詳細画面では集計方法が異なるため、数値が一致しない場合があります。正確な数値を確認したい場合は、配信IDをクリックして詳細画面をご確認ください。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 配信ID | 配信を一意に識別するID(schedule_task_id) |
| 開始日時 | 配信が開始された日時 |
| 終了日時 | 配信が終了した日時。すべての配信先への送信リクエストが完了した時点であり、エンドユーザーへの到達を意味しません。 |
| ステータス | 配信の実行状態(実行中、配信完了、エラーなど) |
| 送信数 | メッセージの送信に成功した件数。送信成功(message_send)イベントが発生した配信先の重複を除いた件数 |
| 失敗数(失敗率) | メッセージの送信に失敗した件数と失敗率。 |
| 開封数(開封率) | メッセージを開封した件数と、送信成功数に対する開封率。現状メールでのみ計測されます。 |
| クリック数(クリック率) | メッセージ内のリンクをクリックした件数と、送信成功数に対するクリック率。 |
詳細画面
詳細画面では、サイドバーに表示される項目(対象ユーザー、送信成功ユーザーなど)を選択することで、該当するユーザーのログを確認できます。
詳細画面の集計では、ユーザーIDと配信先の組み合わせ単位で、最新のイベントのみを集計対象とします。ただし、次の点にご注意ください。
送信失敗ユーザー内訳では、エラーの種別に基づいて分類するため、同一ユーザーが複数種類のエラーを起こした場合も、最新のエラーのみが集計対象となります
「送信失敗ユーザー」のサイドバーに表示される件数は、複数種類のエラーイベントを合算しているため、同一ユーザーが複数種類のエラーを起こした場合は二重に計上され、ログ一覧の表示件数より大きくなることがあります
配信状況
| 項目名 | 説明 | 集計対象イベント |
|---|---|---|
| 対象ユーザー | 配信対象として設定されたユーザー数 | system_start |
| 送信成功ユーザー | 送信に成功したユーザー数 | message_send |
| 送信失敗ユーザー | 送信に失敗したユーザー数 | system_error、message_fail |
※LINE・アプリプッシュでは message_fail と system_error が同一の失敗に対して重複して記録されるため、件数が実際のユーザー数より多くなる場合があります。
配信後アクション
| 項目名 | 説明 | 集計対象イベント |
|---|---|---|
| 開封ユーザー | メッセージを開封したユーザー数 | message_open |
| クリックユーザー | リンクをクリックしたユーザー数 | message_click |
購読停止(メールの場合)
| 項目名 | 説明 | 集計対象イベント |
|---|---|---|
| 購読停止 | 購読を停止したユーザー数 | message_unsubscribe |
送信失敗ユーザー内訳(メールの場合)
送信失敗イベントまたはシステムエラーイベントに記録されたメール送信サービスのエラー情報をもとに、失敗ユーザーを分類しています。 同一ユーザーが複数の種類のエラーを起こした場合、最新のエラーのみが集計対象となります。
送信失敗(再送可)
| 項目名 | 説明 | エラー条件 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| ソフトバウンス | 受信側の一時的な問題で配信できなかったユーザー数。再送で成功する可能性があります。例:受信者のメールボックスが容量いっぱい、受信サーバーが一時的に停止している | error_type=SES_BOUNCEかつerror_codeにTransientを含む | 時間をおいて再配信してください |
送信失敗(再送不可)
| 項目名 | 説明 | エラー条件 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| サプレッション | 過去のハードバウンスや苦情により、メール送信サービス側で送信停止対象に登録されたアドレスへの失敗数。送信が試行されないため、バウンスレート(直近7日間のハードバウンス数÷配信数で算出される制限値)には影響しません。例:以前の配信でハードバウンスが発生したアドレスに再度送信しようとしたことにより、メール送信サービス側で配信がストップされた | error_codeにOnAccountSuppressionListを含む | 営業担当にご連絡ください |
| ハードバウンス | 恒久的な理由で配信できなかったユーザー数。再送しても成功しません。例:メールアドレスが存在しない、ドメインが存在しない、アドレスの書式が不正 | error_type=SES_BOUNCEかつerror_codeにPermanentまたはUndeterminedを含む | 送信リストを見直し、ハードバウンスリストを確認してなぜハードバウンスが起きたかを突き止め、解消するか配信リストから該当アドレスを除外してください |
| 苦情 | 受信者がメールを「迷惑メール」として報告したユーザー数。実際には配信が成功している可能性があります。例:受信者がメールクライアントで「スパム報告」ボタンを押した | error_type=SES_COMPLAINT | 迷惑メールやレピュテーションについてのガイドライン をご確認ください |
| リジェクト | メール送信サービス側でメールの送信が拒否されたユーザー数。例:メールの内容にウイルスが検出された | error_type=SES_REJECT | メールの内容をご確認ください |
| レンダリング失敗 | メールのテンプレート処理に失敗し、送信できなかったユーザー数 | error_type=SES_RENDERING_FAILURE | メールの内容をご確認ください |
| その他 | 上記以外のエラーで送信失敗したユーザー数 | 上記のいずれにも該当しない | message_fail,system_error イベント内のエラーコード一覧 をみながら、エラーメッセージをご確認ください |
送信失敗ユーザー内訳(LINE配信の場合)
LINE配信では、送信失敗の内訳(エラー種別ごとの分類)は表示されません。失敗したユーザーは「送信失敗ユーザー」の一覧で確認できます。
送信失敗ユーザー内訳(アプリプッシュの場合)
送信失敗イベントまたはシステムエラーイベントに記録されたプッシュ通知サービス(FCM/APNs)のエラー情報をもとに、失敗ユーザーを分類しています。 同一ユーザーが複数の種類のエラーを起こした場合、最新のエラーのみが集計対象となります。
送信失敗(再送可)
| 項目名 | 説明 | エラー条件 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| サーバー高負荷 | プッシュ通知サービス側の一時的な高負荷により送信失敗したユーザー数。時間をおいて再送することで成功する可能性があります | error_code=messaging/server-unavailable | 時間をおいて再配信してください |
| 送信先サーバーエラー | プッシュ通知サービス側の内部エラーにより送信失敗したユーザー数 | error_code=messaging/internal-error | 時間をおいて再配信してください |
送信失敗(再送不可)
| 項目名 | 説明 | エラー条件 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| リクエストパラメータ無効 | リクエストのパラメータが不正により送信失敗したユーザー数 | error_code=messaging/invalid-argument | 配信設定をご確認いただき、あっているようであればサポート窓口にお問い合わせください |
| 無効なトークン | FCMトークンが無効または削除済みにより送信失敗したユーザー数。例:ユーザーがアプリをアンインストールした | error_code=messaging/registration-token-not-registered | - |
| 送信者IDミスマッチ | FCMトークンを取得したFirebaseプロジェクトと、KARTE Messageに設定されているFirebaseプロジェクトが異なるために送信失敗したユーザー数 | error_code=messaging/mismatched-credential | アプリプッシュ利用開始時の初期設定 をご確認ください |
| 認証エラー | プッシュ通知サービスの認証失敗により送信失敗したユーザー数 | error_code=messaging/authentication-error | アプリプッシュ利用開始時の初期設定 をご確認ください |
| その他 | 上記以外のエラーにより送信失敗したユーザー数 | 上記のいずれにも該当しない | message_fail,system_error イベント内のエラーコード一覧 をみながら、エラーメッセージをご確認ください |
トラブルシュート
ログが表示されません
以下の点を確認してください。
配信が実行されているか: 一覧画面で、該当の配信IDのステータスを確認してください
データの反映タイミング: 配信直後はログの反映に数分かかる場合があります。時間をおいて再度確認してください
FAQ
配信実行履歴のデータはいつ集計されますか?
一覧画面、詳細画面ともに、画面を表示した時点のイベントデータをもとに集計しています(配信直後は反映に数分程度かかる場合があります)。