KARTE Signals は、KARTEで収集した1st Party Dataを活用し、事業成果につながる広告効果の可視化ができる「Signals Dashboard」と、CV補完や高精度ターゲティングによって広告配信の最適化を支援する「Signals Connector」を提供するサービスです。
自社サイトの行動データだけでなく、自社CRMの購買データやオフラインPOSデータなども統合し、広告の可視化や配信最適化に活用できます。
SaaSとして提供されているため、別途環境整備やデータ基盤構築は不要で、自社内だけでの運用も可能です。
KARTE Signalsでできること
1. 広告がどのくらい事業貢献したかを可視化
従来は広告媒体上で計測できる短期的なCVやCPAを目標とせざるを得ませんでしたが、Signals DashboardではKARTEの顧客データと広告媒体のデータを連携可能です。
これにより、広告接触ユーザーのLTV計測が可能となり、広告ROIの分析や施策評価に活用できます。
また、性別・デバイス・新規・既存など属性別のCV分析も可能です。
2. 長期的な顧客獲得に向けた入札最適化
短期的なコンバージョン(特定ページ閲覧や購入)だけでなく、広告媒体側で取得が難しい自社CRMの購買データやオフラインデータをコンバージョンデータとして連携し、入札単価の最適化が行えます。
3. 広告媒体へのデータ連携を一括管理
広告媒体へのデータ連携にかかる開発コストなしで、連携するデータの作成・自動化・一括管理が可能です。
連携できるデータ例:
- コンバージョンデータ
- リターゲティング対象リスト・除外リスト
KARTEを併用することで、自社の顧客データだけでなく、サイト内の特定行動ユーザーや接客に反応したユーザーのデータをもとに連携データを作成可能です。
連携頻度は最短1時間ごとで、常に最新データを広告媒体で活用できます。
4. Cookieに依存しない効果計測
3rd Party Cookie規制により広告媒体側で欠損したコンバージョンを補完可能です。
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