コンバージョン補完とは

コンバージョン補完とはCookie規制等により、計測ができなかったコンバージョンの情報を媒体側に送信し、計測を可能にする仕組みのことを指します。
KARTE Signalsが提供するコンバージョン補完機能の背景として、近年のCookie規制が挙げられます。
これは「Cookieによって得られた行動履歴や、趣味嗜好などのデータを利用することが、個人情報保護の観点から問題がある」という考え方で、Cookieの仕組みに規制をかけて個人情報を守ろうという動きを指します。この影響でCookieの仕組みを活用した、企業のデジタルマーケティング活動、広告効果測定など影響を及ぼしています。

KARTE Signalsコンバージョン補完でできること

KARTEで取得したコンバージョンデータによる補完

KARTE Signalsでは各社広告媒体のConversion APIを活用します。
サーバー側で計測したコンバージョン情報を送信することで、媒体のコンバージョンタグ計測を補完し、規制によって失われたコンバージョンを計測します。

各広告媒体に合わせたテンプレートによるデータ加工

各広告媒体でコンバージョンの補完に必要な要件、情報が異なります。
KARTE Signalsは媒体ごとにテンプレートを用意しており、送りたいデータを整理、加工ができます。
技術的な知識がない方でもテンプレートに合わせて設定することで、簡単に接続が可能です。

正確なコンバージョン計測による機械学習の最適化

KARTE Signalsでは各広告媒体へコンバージョンの件数を送るのみでなく、媒体が推奨としているコンバージョンに関する補足データの送信が可能です。
この補足データによって媒体はコンバージョンの傾向を読み取り、機械学習に活用しています。
KARTE Signalsから送信する豊富なデータにより、学習精度が向上し、広告運用指標の改善を支援します。