できること
KARTE Signalsでは、Microsoft Advertising APIを使用して Microsoft広告のコンバージョン補完を実施することができます。ここではその連携方法について説明します。
事前準備
下記の事前準備を完了していることをご確認ください。
1. KARTE計測タグの設置
2. 個人情報を広告媒体に送信する際の事前設定
3. アカウントIDとカスタマーIDの取得
広告APIの設定
- その他の機能 > 広告API > 追加 から、Microsoft Ads Offline Conversionを選択します。
- 名前、説明は、適宜修正してください。
- 事前準備で用意したアカウントID、カスタマーIDを入力し、「取得」ボタンを押してください。
- 連携済みステータスになったことを確認して、「保存」ボタンを押してください。
コネクタの設定
1.テンプレートの選択
- コネクタ > 作成 > テンプレートを選択 から、Microsoft Ads API でコンバージョン補完する(v1)を選択し、決定ボタンを押してください。
2.送信先の広告API
- 広告媒体は、「広告APIの設定」で作成したものを選択します。
- 独自にデータをハッシュ対応済み
- KARTEに既にハッシュ化された個人情報データを連携している場合に利用します。
- ハッシュ化のルールが媒体側の規定に沿っているか確認してください。
3.配信パラメータ
下記を参考に、配信パラメータを設定してください。
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
Microsoftのコンバージョン名 | 今回補完するコンバージョン名を指定してください。 |
◯時間前までのデータを利用する | 媒体に送信するデータを作成するための期間を抽出します。現在から[入力された時間]前までの期間が抽出されます。24時間以内に送信することを推奨します。 |
個人情報のハッシュ化 | 独自に個人情報データをハッシュ対応している場合は、「個人情報をハッシュ化している」を選択してください。 |
広告接触から対象イベントまでの日数 | アトリビューションウィンドウです。広告接触から[入力された日数]以内であれば対象イベントを送信します。 |
4.利用するデータ
コンバージョンデータ
- Microsoft広告に送信するコンバージョンデータを抽出します。
- 利用するデータ
- KARTEデータ/イベントデータを選択してください。
- KARTEイベント
- コンバージョン補完に利用するKARTEイベントを選択してください。
※相対日時で指定する、データ利用日数は変更しないでください。
- コンバージョン補完に利用するKARTEイベントを選択してください。
- 必要に応じて、カラムマッピング、データを絞り込みを実施してください。
- 保存ボタンを押すと、利用するデータのサンプルが表示されますので、意図通りのデータが抽出できているか確認してください。
フィールド名 必須 推奨 説明 user_id ○ ユーザーIDKARTEのuser_idを選択してください transaction_id ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です sync_date ○ ※自動で取得されるため、変更不要です。 revenue ○ コンバージョン値値を送りたい場合に、選択してください。 items ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です session_id ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です pv_id ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です
個人情報データ
- Microsoft広告に送信する個人情報データを抽出します。
- 利用するデータ
- identifyイベントで個人情報データを取得している場合は、KARTEデータ/ユーザーマスタを選択してください。
- 外部から連携している場合は、外部データから該当のデータを選択してください。
- 必要に応じて、カラムマッピング、データを絞り込みを実施してください。
- 保存ボタンを押すと、利用するデータのサンプルが表示されますので、意図通りのデータが抽出できているか確認してください。
フィールド名 必須 推奨 説明 user_id ○ ユーザーIDKARTEのuser_idを選択してください email ○ メールアドレス phone ○ 電話番号 first_name ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です last_name ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です gender ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です birthday ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です pref ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です city ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です zip_code ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です country ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です street_address ※Microsoftへの連携には使用しないため、設定不要です
MicrosoftクリックID
- Microsoft広告に送信するクリックIDのデータを抽出します。
- 作成ボタンを押したのち、何も変更せずに保存ボタンを押してください。
5.送信スケジュール
- 定期的に連携する場合は、繰り返し実行の有効にするにチェックを入れて、実行間隔を設定してください。
- 利用するデータで外部データを利用している場合は、その連携頻度/連携時間に合わせて設定してください。
- ユーザーマスタを利用する場合は、送信スケジュールを「50分」に指定してください。
6.送信
- 下書き保存ボタンをクリックした後、データを取得ボタンを押すと、実際に連携される件数とデータが確認できます。
- 確認して問題なければ、送信ボタンを押してください。