ここでは、紐付けテーブルの「紐付け設定」の詳細について説明します。
紐付けテーブル機能の概要については、こちらをご覧ください。

紐付けテーブル利用の前提

紐付けテーブルのデータをKARTEで計測したユーザーに紐付けるとき、KARTE上のユーザーと紐付けテーブル上のレコードを1対1で対応させることになります。

そのため、名寄せのキーとなる値(user_idなど)が、「イベントで取得したユーザーデータ」と「紐付け設定する紐付けテーブル」の両方に存在する必要があります。

たとえば、次の紐付けテーブルをユーザーに紐付けたいとします。

foo_id name
userA nameA
userB nameB
... ...

ここでは、あるユーザーに対してWebサイト上のタグで次のようなattributeイベントが予め取得できているとします。

{
  "attribute": {
      "foo_id": "userA"
  }
}

このとき、紐付けテーブルのfoo_idカラムとattributeイベントのfoo_idフィールドを使って名寄せをすることで、紐付けテーブルのレコードをKARTE上の対応するユーザーに紐付けることができます。

紐付け設定

紐付けテーブルのデータをKARTE上のユーザーに紐付けるには、「紐付け設定」をします。

null

紐付けに用いるユーザーデータの設定

紐付けに用いるユーザーデータの種類を、次の3つから選択します。

  1. KARTEのユーザーIDと紐付ける
  2. KARTEのビジターIDと紐付ける
  3. KARTEのイベントの値と紐付ける

「KARTEのユーザーIDと紐付ける」

  • identifyイベント等で独自のuser_idを送っている場合に利用します
  • 紐付けに使われるユーザーデータ
    • メンバーの場合
      • identifyイベントで連携されたuser_id
    • ビジターの場合
      • vis-{{ビジターID}}

「KARTEのビジターIDと紐付ける」

  • 紐付けに使われるユーザーデータ
    • 閲覧(view)イベントに含まれるvisitor_id

「KARTEのイベントの値と紐付ける」

  • 紐付けに使われるユーザーデータ
    • 指定したイベントのフィールドの値
      • 例: attributeイベントのfoo_idフィールドの値

※紐付け先のユーザーには、紐付けに使われるフィールドを含むイベントが予め発生している必要があります

オプション: 「データの追加先」

紐付けテーブルの各カラムの値をどのイベント名に紐付くユーザーデータに対して追加するかを指定します。

たとえばidentifyを選択すると、紐付けテーブルの各カラムの値が、まるでidentifyイベントで連携されたフィールドであるかのようにユーザーデータとして追加されます。

詳細については、「ユーザー紐付けの仕組みを理解する」をご覧ください。

オプション: 「データの上書き」

「データの上書き」をONにすると、イベントと紐付けテーブルの両方で同一名のフィールドが更新された場合に、紐付けテーブルの値を優先します。

イベントの値を優先したい場合は、「データの上書き」をOFFにしてください。

紐付けたデータを利用する

ユーザー紐付けでユーザーデータに紐づけたデータは、主にKARTEの次のような機能で利用できます。

  • セグメント条件に利用する
  • ユーザー情報変数でアクションの中に埋め込む

セグメント条件等の設定

紐付けテーブルで紐付けた値をセグメントの条件等で利用する場合は、イベントで連携したフィールドと同様、次のように設定してください。

  • 期間
    • 必ず すべての期間 を指定
  • イベント
    • 「データの追加先」で指定したイベント名
    • 例: identify
  • フィールド
    • 紐付けテーブルの該当するカラム名
    • 例: name
  • 統計値
    • 必ず 最新の値 を指定

null

注意点

「KARTEのユーザーIDと紐づける」を選んだ場合の仕様

新たにuser_idが連携されたビジターがメンバーに昇格すると、その時点でKARTE上での当該ユーザーのuser_idが変更されます。

こうした状況を考慮して、「KARTEのユーザーIDと紐づける」を選んだ紐付けテーブルの紐付けについては、以下の特殊なルールに基づいて行われます。

  • ビジターからメンバーへ昇格した際はまず、「メンバーのユーザーID(user_id)による紐付け」を行う
  • 該当データがテーブル内に存在しない場合、「ビジター時代のユーザーID(vis-{{ビジターID}})による紐付け」を行う
    • メンバーに複数のビジターがマージされている場合、最後にマージされたビジターのユーザーID(vis-{{ビジターID}})が使われる

具体例: ビジター(visitor_id: visitor1)がメンバー(user_id: userA) に昇格した場合

  • 紐付けテーブルにビジター・メンバーの双方のユーザーIDが存在する場合
user_id name
vis-visitor1 something
userA nameA

ビジター時の紐付け結果: name: something
メンバー昇格後の紐付け: name: nameA

  • 紐付けテーブルにビジターのユーザーIDしか存在しない場合
user_id name
vis-visitor1 something

ビジター時の紐付け結果: name: something
メンバー昇格後の紐付け: name: something

「紐付け対象のフィールド」に使用できないイベント

KARTEで自動発生させている一部のイベントは、「紐付け対象のフィールド」に設定しても、セグメント設定などで選択ができません。

  • スコア(__fields_scores)イベント