こんにちは!

サポートチームの上島です!

年末年始はゆっくりできましたか?私はのんびり気分なまま、テレビにYoutube、ついついSNSやネットサーフィン(死語?)してしまうこの頃です。

ネットを見ているとさまざまな広告が多いですよね!デジタルマーケティングの進化は凄まじい!
みなさんも日々サイト流入を増やすべく広告を掲載したり、年末年始のキャンペーンを打ち出しているのではないでしょうか?

今日はそんな広告やキャンペーン経由で流入したユーザーを分析したり、施策を打ったりする際に便利な機能をご紹介します!

お問い合わせ内容

パラメーターが多いときの設定方法に悩んでいます。。

特定のパラメーターが付いているユーザーをセグメントしたり配信したりしたいんですが、パラメーターが独自のものを含めると>4~6つほど付くことがあり、正しく設定できているのか、分からずにいます。

例えば、以下のようなパラメーターがついたURLの場合、どうしたらいいのでしょうか。。。?

https://karte.io/package/web/?utm_source=google&utm_medium=banner&utm_campaign=aw2024&product_id=888520742796813&item_name=chat-support-column-389621139&keywords=aw20241012_code-ncgytb52xh

疑問

KARTEでURLを指定する際、以下の点で迷ったことはないですか?

  • パラメーターはどのように指定したらいいんだろう?
  • パラメーターが長すぎてどれかに一致するだと指定可能文字数(255文字)を超えそう
  • パラメーター内で共通する値が複数あって「部分一致」だと別の値もHITしちゃう

判別のため、分析のため、統計情報として、アナリティクスツールでの指定がある、、、などで、どんどんパラメーターが長くなることがありますよね。

だからといってパラメーターはルールが決まっていて容易に変えることができるものでもない…
文字数的にこれ以上施策用にパラメーターを付けるわけにもいかない….
どうすればいいの?!?!

大丈夫!シンプル&今すぐに使える便利な方法があるんです!

解決方法

クエリキー(query Key)を登録すると、実にシンプルに指定することができます!

例えば、こーんな長いパラーメーターを、、、

フィールド名 計測値
クエリ文字列
(query)
utm_source=google&utm_medium=banner&utm_campaign=aw2024&product_id=888520742796813&item_name=chat-support-column-389621139&keywords=aw20241012_code-ncgytb52xh

分割して設定できます!

フィールド名 計測値
utm_source google
utm_medium banner
utm_campaign aw2024
product_id 888520742796813
item_name chat-support-column-389621139
keywords aw20241012_code-ncgytb52xh
💡 パラメーターは、URLの「?」以降の部分になるため、パラメーターをKARTEでは「クエリ文字列」として計測されます。

※KARTEにおけるURLの解釈の詳細については、以下ドキュメントをご参照ください
https://support.karte.io/post/6uHNbAhGpFKBpEcgD7tQWL

それでは詳しくみていきましょう!

こんな時に便利!

どの媒体から一番多く流入しているか?流入元の最頻値(最も頻度が高い値) を指定したいケースにも利用できます。

■ 例題

よくFacebook広告からサイトに流入するユーザーにポップアップを配信したい

▼とあるユーザーで計測されたクエリ文字列(パラメーター)
1回目の閲覧: utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=hoge1
2回目の閲覧: utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=hoge2
3回目の閲覧: utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=hoge3
4回目の閲覧: utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=hoge4
5回目の閲覧: utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=hoge5

セグメントして配信すればいいことはすぐに思いつくかと思いますが、さて「よくFacebook広告からサイトに流入するユーザー」をどう指定したらいいでしょうか?

🧐🧐🧐

クエリキーを登録していないと、クエリ文字列で判別することになりますが、その場合、上記全部で1つの値であるため、セグメントで指定しても異なる文字列となり、 utm_source の最頻値では指定できません。

utm_source のクエリキーを登録していると、 utm_source の値だけで見ることができます。

1回目の閲覧: facebook
2回目の閲覧: newsletter
3回目の閲覧: facebook
4回目の閲覧: newsletter
5回目の閲覧: facebook

上記のようになると、このユーザーにおける流入元の最頻値は facebook とわかりますね!

同じようにユーザーの統計値でも計測・蓄積されるため、以下のように流入元の最頻値を条件にして「よくFacebook広告からサイトに流入するユーザー」を指定できます。

すべての期間 > 閲覧 > 閲覧ページのクエリキー(utm_source) > 最も頻度が高い値 > 次に等しい(完全一致)> facebook

設定方法

設定は3ステップですぐ使えます!

  1. クエリキーの登録する
  2. 実際にクエリキーを含んだパラメーターでアクセスする
  3. 表示名を変更する

1. クエリキーの登録する

「管理画面の左のナビゲーションバー > インサイト > サイト設定 > 保存するクエリキー」より設定が可能です。

設定するクエリキーは任意の文字列で設定できます。
null

※クエリキーの登録方法の詳細については、以下ドキュメントをご参照ください
https://support.karte.io/post/6Gj6KDxOKURPEnvtDqG8fs

2. 実際にクエリキーを含んだパラメーターでアクセスする

事前に登録したクエリキーを含んだURLでページにアクセスすると、以下のように閲覧イベントにてクエリキーごとに値が計測されます。
null

3. 表示名を変更する

登録したクエリキーの表示名は、閲覧イベント画面右上「編集」から表示名を変更できます。
配信トリガーやセグメントの条件指定フォーム(コンディンションフォーム)のフィールドで、この設定が反映されます。

例)keywords の場合、access.uri.queryKey.keywords閲覧ページのクエリキー(キーワード) (任意の文言)のように表示できます。
null

※イベントの編集方法の詳細については、以下ドキュメントをご参照ください
https://support.karte.io/post/2o5HBiMUeHpN4l45MooG15#2-0

あとがき

いかがでしたか?

自社分析用のカスタムパラメーターのクエリキーの他、頻繁に使う _gl_ga なども登録しておくと、シンプルに設定できるうえに、あとから見てもスッキリしていて確認しやすいですね!
ぜひお手元でお試しください!

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null

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