基本仕様としては、KARTE LiveはIEブラウザに標準対応はしていないものとなります。
対応ブラウザ詳細についてはこちらのドキュメントもご参照ください。

しかしながら、下記の処理を対象のLive Scriptに追加することでIEユーザーの行動もLiveで見ることが可能となります。

対応方法

ウェブv1タグの場合

追加する内容
Live Scriptのなかで window.__karte_live.startの引数にenableIE: true を1行追加する

下記にてスクリプトの追加前・追加後で分けて記載していますので、ご参照ください。

追加前(現状のスクリプト)

window.__karte_live.start({
  tracker: #{tracker_name},
  hiddenSelector: '#{hidden_selector}',
  unhiddenSelector: '#{unhidden_selector}',
});

追加後

window.__karte_live.start({
  tracker: #{tracker_name},
  hiddenSelector: '#{hidden_selector}',
  unhiddenSelector: '#{unhidden_selector}',
  enableIE: true
});

ウェブv2タグの場合

ウェブv2タグではIEを計測することができません。

留意点

2つの留意点があります。上記対応をする際には、必ず合わせてご確認ください。

1. 現状KARTE Liveのサポート対象にIEブラウザユーザーは含まれません。
したがって、「対象のユーザー個々の行動が正しく取得できず見れない」といったことは発生する可能性があります。

2. サイトの実装方法によって、KARTE Liveが動作するページでIEで挙動が重くなる可能性があります。
弊社側でこの症状が確認できたサイトは現時点では一部にはなりますが、
一度IEユーザーにはLiveスクリプトのテスト配信を行い、サイト上の挙動をご確認いただいた上で上記対応を実行するようにしていただくことを推奨いたします。

よくあるご質問

Q: IE対応をしない状態でIEユーザーにLiveスクリプトを配信するとどうなりますか?
A: Liveデータ保存がされないのみとなります。エンドユーザー・KARTE双方に特に影響はありませんので、ご安心ください。