新エディタ&ブロックライブラリのリリースに伴う、旧ブロックの移行手順について説明します。移行に関しては、適宜弊社でもサポートさせていただきますので、カスタマーサクセス担当もしくはチャットサポートまでお問い合わせください。
はじめに
- 新エディタ&ブロックライブラリのリリース内容についてはこちらにまとまってますので事前にご確認ください。
- 旧ブロックのサポート期間は2022年2月23日までです。 今後は新エディタをベースにした機能開発を進めていく予定なので、可能な限り早めに新ブロックに移行をお願いします。
- 今回の移行で過去データは引き継がれず、管理画面で確認できなくなります。必要な場合には移行時に効果数値のCSVファイルをダウンロードしてください。
- 止むを得ず一定期間は効果を管理画面で確認したい場合、ページ末尾をご確認ください。
移行対象のブロックは?
- 旧エディタで作成されたブロックが対象になります。対象のブロックはブロックリスト画面で下記のようなアラートマークが表示されています。
- 上記のアラートが表示されたブロックは基本全て移行対象となりますが、現在配信しているブロックが期間限定の施策(キャンペーン、セールやABテストなど)でサポート終了(2022年2月23日)までにクローズ/削除予定の場合は、下記移行作業を行う必要はありません。
移行手順
事前準備
- 移行元ブロックで設定している配信条件と全く同じ条件で別の配信条件を作成。
- 注意点
- 名前は識別できるように分けておく(任意の名前でOK)。以下の説明では
配信条件1
とする - 配信条件は必ず非公開にしておく
- 「配信条件の複製」を行うと複製した配信条件が設定されている旧ブロックもそのまま複製され、新エディタでの編集ができなくなるので、複製ではなく新規で作成する
- 名前は識別できるように分けておく(任意の名前でOK)。以下の説明では
1.移行先ブロックの設定をする
サイトによってはオリジナルブロックが取得できない場合がございます。オリジナルブロックが取得できない場合の手順についてはページ下部に記載しておりますのでそちらをご確認ください。
- 移行先ブロックの「ブロックを変更」→「新しいエディタで作成」をクリックして設定画面に遷移し、事前準備で作成した
配信条件1
を「配信条件・パターン」に設定 - 変更内容→別のブロックに変更→オリジナルブロックを元に作成をクリック
- 旧ブロックのブロックタイプが「前後にコードを追加の場合」は前後にブロックを追加→「オリジナルブロックの前後に挿入」→オリジナルブロックを元に作成をクリック
2.移行先ブロックの設定をする
- 旧ブロックと同じ内容で編集する。具体的な手順は下記。
旧ブロックのブロックタイプがイメージ・テキストの場合
- イメージの場合は同じ画像を新エディタ右ペイン→画像で選択
- テキストの場合は旧ブロックの設定からコピーして、新エディタ右ペイン→テキストに入力
旧ブロックのブロックタイプがコード・前後にコードを追加の場合
- HTML/CSS/JSをそれぞれコピーし、新エディタ左ペイン→「コード」にペースト
- 旧ブロック、新ブロックでブラウザのタブをそれぞれ開いておくと効率的に作業が行えます。
- HTMLで変数を活用している場合
- HTML/CSS/JSに加えて、設定した変数の内容をコピーし、新エディタ左ペインで変数設定している箇所を選択→コピーした変数の値をペースト
- classやidに変数を利用している場合は、新エディタ右ペイン→属性を編集
- プレビューで確認して問題なければ、新エディタ右上の「編集を終了」→設定画面右上の「保存して配信」をクリック
- 同じ配信条件が紐づくブロックが複数ある場合、すべてのブロックを上記の手順で
配信条件1
を紐付けて設定する。
3.配信条件1
を公開にする
- 配信条件画面から、非公開になっている配信条件1のチェックを外して追加をクリック
4.移行元ブロックの配信条件をアーカイブする
- 配信条件画面から、移行元ブロックの配信条件をアーカイブ
- これにより、旧ブロックはブロックリストに表示されなくなります。
- 効果を管理画面上で一定期間表示しておきたい場合、配信条件をアーカイブしなければ引き続き確認可能です。但し、冒頭にも記載の通り旧ブロックのサポート期間は2022年2月23日までとなりますので、それ以降、管理画面上から効果は見れなくなります。効果をCSVでダウンロードすることもできますので、ご検討ください。
オリジナルブロックが取得できない場合の手順
- Chrome Dev Toolsで該当のブロックのHTMLをコピーする
- 具体的な方法はこちらをご確認ください。
- 移行先ブロックの「ブロックを変更」→「新しいエディタで作成」をクリックして設定画面に遷移し、事前準備で作成した
配信条件1
を「配信条件・パターン」に設定 - 「オリジナルブロックを元に作成」ではなく、「カスタム作成」をクリック
- 新エディタ左ペイン→「コード」にコピーしたHTMLをペースト
- その際、
data-krt-blocks-XX
というdata属性がHTMLに付与されているので、削除する
- その際、
後の手順は2.移行先ブロックの設定をする以降と同様になります。