A/Bテストを実施した後、結果を分析し、その内容や実施方法を調整してさらなる検証を行いたい場合があります。このような場合、元の施策を複製して新たなA/Bテストを開始することをおすすめします。これにより、元の施策設定を活用しつつ効率的に次のテストを準備できます。

本記事では、実施済みのA/Bテストを基に次のA/Bテストを実施する手順を紹介します。

新しい施策を作成してA/Bテストを実施する手順

1. 実施済みのA/Bテストを複製する & 元の施策を停止する

まず、既存の施策を複製して、新しい施策を作成します。
参照:施策の複製方法

複製した施策は、配信ページ設定やパターン・ブロック、配信条件などが元の施策と同一の内容で作成されます。
ただし、新しい施策はデフォルトで停止状態になります。
作成後は、元の施策を停止しておくことを忘れないようにしましょう。

補足

・複製された施策の優先度は、プロジェクト内で一番高い優先度(優先度1)になります。 ・効果数値は引き継がれませんので、別途新しい効果測定を行う必要があります。

2. 複製した施策を編集して次のA/Bテストを準備する

複製した施策を基に、次に実施するA/Bテストの内容を編集します。元の設定が引き継がれているため、変更が必要な箇所だけを調整します。
参照:施策設定の概要

準備が整ったら、以下の手順で施策を公開します。

  • 施策名を検証内容を反映したわかりやすい名称に変更
  • プレビューで施策の動作確認
  • 優先度を設定して施策を公開

3. (任意)複製元の施策をアーカイブする

元の施策を振り返りや効果分析の際に参照するだけの場合は、アーカイブすることで[施策一覧][ブロックブラウザ]が整理され、見やすくなります。
参照:施策をアーカイブする

以上の手順を活用することで、A/Bテストの結果をもとに、次の施策へスムーズに取り組むことが可能になります。